「スター・ウォーズ」の記念すべき第1作(エピソード的には4作目)「スター・ウォーズ 新たなる希望」を、私は今はなきテアトル東京の大画面で観た。
その日、私は前売り券なしで、当日券を買って、同作を観るつもりで、銀座の外れにあるテアトル東京に行ったのだが、とにかく、もの凄い行列が出来ていて、仰天した。これでは、観るのは無理かなぁ・・と思いつつ、とりあえず、行列の最後尾に並んだが、私の後にも、ドンドン、行列が出来ていく。
しばらく、並んでいて、もしかしたら、この行列は当日券を買う人の列ではないかも???と、突然、気づいた。というのも、並んだ当初は、会場前が文字通り大混乱で、よくわからなかったのだが、よく観ると、もうひとつ、別の行列が出来ていたからだ。その列が、どうやら、劇場の窓口に続いているらしい。
ということは、私が並んでいる列って、もしかしたら、前売り券を持っているか、すでに窓口で当日券を買った人が並ぶ列なのでは・・と思ったが、時すでに遅し、私の並んでいた列は、入場が始まったのか、どんどん、急に前へ前へと、動き出してしまった後。とにかく、この列から抜け出さねば・・と思いつつ、もみくちゃになり、あがいている内に、あっという間に、劇場の入り口に達してしまい、しかも、列に並んだ人は、我先にと、雪崩を打って、場内に・・。
ああああ・・という内に、気がつくと、私は、すでに劇場内にいた。多分、入場券の半券をもぎる係の人はいたのだろうが、場内に殺到する人の波に、完全に飲まれてしまい、入場券のチェックなど、まるで出来ない、状態だったのだろう。当時は、どこの映画館も、完全自由席で、だから、人は出来るだけ、自力でいい席を確保しようと、必死だったのだ。
広い場内は、すでに空席ひとつがなく、人々は両サイドの壁際や、最後列の後ろを埋め尽くし、身動きひとつするのも難しい、文字通り、立錐の余地もない状態。私は、会場から出るのをあきらめ、中程の壁際に、何とか身体を、強引にねじ込んで、そのまま、映画を観ることにした。つまり、タダ観・・意図してやったことではないが、ご、ごめんなさいッ(汗)。
そんな状態で観た「スター・ウォーズ」だったが、正直、SFなのに、お姫様や騎士が出て来るなど、何か、古くさいストーリィだなぁ・・というのが、第1印象だった。善悪がハッキリし過ぎていて、あまり、感心しなかった。しっかし、その後、ブツブツ文句をいいつつ、全シリーズを観ることになろうとは・・ねッ。
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