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2015年09月24日09:57

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松下幸之助「どの人も皆王者、素晴らしい存在」



野口嘉則さんのブログ(2007年08月29日)より。
http://coaching.livedoor.biz/archives/51025959.html

松下幸之助さんが亡くなって十数年経ちますが、今もなお多くの経営者から慕われていますね。多くの経営者たちをして、“経営の神様”と言わしめる理由は何 なんでしょう?
そして、松下さんの大成功の根本的秘訣は何だったのでしょう か?

その答えを探る本として、今回は江口克彦さんのご著書『成功の法則 〜松下幸之助はなぜ成功したのか』(PHP)を選びました。

江口克彦さんは、晩年の松下幸之助さんの側近くで二十数年間も仕え、直接薫陶を受けられた方です。

江口さんによると、松下さんが成功した理由の重要な核心は、その「人間観」にあるとのこと。

松下さんはこうおっしゃったそうです。

「人間は偉大な存在である。いわば宇宙においては王者だ」

「ええか、きみ、経営をしておっても、どの人も王者だ、という考え方を根底に持っておらんとあかん。そこが大事やで。
社員の誰に対しても、『ああ、この人はすばらしい存在なんや、偉大な力を持った人なんや』と考えんといかんね。
それを、『これはたいした人間ではない』とか、『きのう入ってきたばかりの、なんも知らん社員や』とか、そういう考えで社員と話をしたらだめやな。
むしろ、部下が偉く見える、という気分にならんとな」

松下さんは、きのう入ってきた新入社員にも、お茶を運んできた社員にも、電気製品の点検に来た社員にも、誰に対してもまず、「この人は人間としての無限の可能性を持っている。無限の価値を持っている」という見方で接していたそうです。

相手のことをどう見るか、人間をどう見るか。まさに、“人間観”に秘訣があるということですね。

松下さんは、相手のことを「すばらしい存在、偉大な力を持った人」と見ることが大切だとおっしゃっているのです。

これは夫婦関係や子育てなど、すべての人間関係に通じることですね。
素敵な夫婦関係の秘訣は、配偶者を「すばらしい存在、偉大な力を持った人」と見て接すること。

子育ての秘訣は、わが子を「すばらしい存在、偉大な力を持った人」と信頼すること。

どんな人間観で接するかによって、築かれる人間関係の質がまったく変わってきます。

これは、職場の人間関係においても同様です。

江口さんは、「もし松下幸之助と同じことをやったとしても、その人間観がなかったとすれば、正反対の結果を招くことになるだろう」と書いておられます。

そして松下さんも、この「人間観」が一番大事であり、第一ボタンに当たるものだとおっしゃっています。

「経営者にとって一番大事なのは、この人間観やな。人間をどう見るか。そこをきちっと押さえたうえで経営を進めんと、大きな成功を得られない。きみ、ここはしっかり覚えておかんとあかんよ。まあ、この人間観は、経営における第一ボタンやな。最初かけ違えると、きちんと服が着れんのと同じやがな」

・・・・以上。


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