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2014年12月07日15:27

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ブラインドマン その調律は暗殺の調べ(A L'AVEUGLE)




 交通事故で妻を亡くしたのを機に、すさんだ日々を送っているベテラン刑事ラサール(ジャック・ガンブラン)。ある日、高級マンションで若い女性が殺害されるという事件が発生。事件の捜査を任されたラサールは、事件前日に被害者の家を訪れていた盲目のピアノ調律師ナルヴィク(ランベール・ウィルソン)に関心を抱く。盲目である上に、確固たるアリバイがある彼の関与を周囲は信じようとしないが、ラサールは刑事としての直感に従って捜査を続けることに。やがて、新たな殺人が起こり、ナルヴィクの意外な素顔が明かされる。(シネマトゥデイより)





 wowow録画。わりと新しい映画なんですね。2012年とか。ふぅぅぅむ。しかし、役者さんたちは本当によかったけれど、リュック・ベッソンの良くない面が出てしまったような映画になってしまってました。話が薄っぺらいんですね。どのシーンもどこかで見たような展開。ジャック・ガンブランも、ランベール・ウィルソンも、そしてガンブランの部下を演じていた女性も、みんな本当によかっただけに残念です。

冒頭から何かに怯える美しい女性。ボディガードの屋内チェックも虚しく、彼女は翌日、惨殺バラバラ死体で発見されてしまいます。そして浮んだ容疑者たち。ストーカー化していた元カレ、前日にピアノの調教に来ていた盲目の男性。タチのよくない元カレにはヤクの売人の連れもいたり(自分もやってるが)、誰が怪しいのかよくわからない状況からスタートします。そもそも彼女は何に対してそれほど怯えていたのか。

今回ガンブランは、自分の運転する車で事故を起こし妻を失った、という設定になってます。そのためやや自暴自棄。しかし、刑事としての嗅覚は失っていません。

片や盲目の調律師は、盲目なだけに他の感覚が鋭く、ガンブランにも鋭い指摘を繰り返します。

そんな二人が出し抜きあいながらも、お互いを認め合うようになってゆく過程が描かれるのですが、いかんせんストーリーが弱い。これだけの題材と俳優を揃えながら、なんなのかな。細かいところもゆるく、大事な暗殺指令を普通にメールで送っていたり(音声でちゃんと聞けたり)、そもそも「だからなんなのか」と思うことも多い。

まぁ、渋くなったジャック・ガンブランを見ると思えば(イメージ「ペダル・ドゥース」とか「クリクリのいた夏」だったから、少々面食らった)、楽しめるのかもしれません。ランベート・ウィルソンも渋い。きっとおじさん好きにはたまらない映画でしょう。

疲れない程度に、軽〜く見る映画に、是非。

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