中村天風
1876年7月30日生まれ。
1919年6月 今までの一切の社会的地位を放棄し、単身「統一哲医学会(現天風会)」を創設し、毎日、上野公園や芝公園の路傍に立ち、心身統一法の辻説法を始める。同年9月、平壌控訴院検事長の向井巌に見いだされ、同氏の紹介で総理大臣、原敬に会う。原をして「この人は大道で講演させておく人ではない」と言わしめる。東郷平八郎(海軍元帥)、杉浦重剛(儒学者)、石川素童(鶴見総持寺禅師)、原敬(首相)をはじめ、政界・財界の有力者が次々に入会する。その後、活動を全国的に展開する。受講者は時の有名人から、皇族、芸術家、科学者、実業家、学生までとあらゆる階層の人にわたっている。
1968年12月、92歳にて永眠。
「あたしが、死んでしまって、あなた方は今、あたしが教えている、真理を、あぁ、中村天風という男が昔にそんなことを言っておったなぁという日が必ず来るとあたしは確信しているんだ。だから、今あたしが教えていることをしっかり学ぶこと、積極的に人生を生きていく、これが天風道。」
力の誦句
私は、力だ。
力の結晶だ。
何ものにも打ち克つ力の結晶だ。
だから何ものにも負けないのだ。
病にも、運命にも、
否、あらゆるすべてのものに打ち克つ力だ。
そうだ!
強い、強い、力の結晶だ。
中村天風
「もっともっと人生を楽しまなければもったいないぜ」
中村天風
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