アレクサンドル・ルカシェンコ(1954年8月30日-)
ベラルーシの政治家で大統領(1994年-)。1994年にロシアとの関係強化を掲げ初当選し、1996年には任期を延長、2001年に再選、2004年には憲法の3選禁止条項を撤廃し3選を果たした。
複数政党制民主主義の導入を主張する欧米諸国政府からは「ヨーロッパ最後の独裁者」と呼ばれ、時に強権的政治手法をとる政権運営は、諸外国やメディア等から批判の対象となることもある。またロシアとの統合構想を強く推進しているが、ロシアによる事実上のベラルーシ併合に反発し、統合構想は行き詰ったままである。
一方、経済面ではソ連崩壊後の経済危機を乗り切り、GDPの成長や工業生産の回復など一定の成果を収めており、ベラルーシの1人当たり国民所得は中所得国水準を維持している。
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