- 詳細 2024年3月11日 20:39更新
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ベラルーシに興味を持った人、行ったことのある人、住んだことのある人、住んでる人、みんな歓迎です！
旅行等の情報交換もできたらいいですねー。
ベラルーシ共和国。面積：20万7,600km2、人口：983万人、首都：ミンスク、民族：ベラルーシ人77.9％、ロシア人13.2％、ポーランド人4.1％、ウクライナ人2.9％、ユダヤ人1.1％、言語：ベラルーシ語・ロシア語、宗教：ロシア正教、カトリック。この国はいまだ強権政治が続いている国のひとつで、ライス長官が挙げた強権政治の国６カ国のうちのひとつです。大統領はルカシェンコ大統領です。外国人がこの国に７２時間以上滞在するときはオビールという届出が必要です。ホテルに泊まるときはホテル側が代行してくれるみたいですが、そうでないところに行って届出を出さないと、不法入国で連行されることもあるみたいです。ベラルーシでは、外国人の自由な旅行は制限されています。バックパッカーにはきついですねー。でもそういう逆境があるからこそ行ってみたくもなります。外国人の行動が制限されているということは、それだけ外国人が入国しにくい状態なので、必然的に犯罪率は下がります。旅行者が少ないので旅行者を狙った犯罪というのも少ないでしょうね。大統領の強い権限のせいもあり、ベラルーシの犯罪率はかなり低いほうです。一昔前の共産主義時代みたいですな。今でも共産主義の雰囲気を味わうことができます。今年の春にベラルーシ最高裁が、民間シンクタンク「社会・経済・政治独立研究所（IISEPS）」の閉鎖を決定しました。すごいですねー。ルカシェンコ独裁の臭いがぷんぷんしますねー。そういえば少し前にポーランドの新聞社？の「Rzeczpospolita（ジェチポスポリタって読みます。ポーランド語で、共和国って意味だったと思います。）」が新聞一面を使って、ある政治的な内容を含む文章があって、ところどころ黒く塗りつぶされているような図を載せました。ポーランドの人たちは、社会主義時代のいやなこと（言論統制など）を思い出したって言ってたみたいです。この広告みたいなのは、ベラルーシ批判をしていたようですね。特にルカシェンコの独裁政権の批判でしょう。ベラルーシは親ロシアなので、反ロシアの東欧諸国とはあまり仲良くないのでしょうね。ロシアの影響力っていうのはやっぱり強いみたいで、かつてソ連に支配されていた国々はロシアを嫌っています。特にバルト三国が毛嫌いしているような印象を持っています。その反動で、東欧の国々は親米派が多いですね。ポーランドが、イラクへアメリカ軍派遣に賛成し、自国からも結構な人数の軍を率先して送ったのもそのせいでしょう。話がそれました。戻します。ベラルーシではチェルノブイリ原発事故による被害が大きく、当時の風向きの影響で放射能汚染物質の約70％がベラルーシに流されました。ウクライナよりもベラルーシのほうが深刻な被害を受けたわけです。特にベラルーシ南東部のゴメリ州などでは、いまだに立ち入れない地域もあるみたいです。ベラルーシは昔「白ロシア」と呼ばれていましたが、国名を正式に「ベラルーシ」と決めてからは日本でもそう呼ばれるようになりました。「ベラ」は白、「ルーシ」はロシアのことです。なぜ「白」なのかというのは、いろいろ説があってはっきりしたことはわかりませんが、白が西を表す色であり、西ロシアという意味であるという説、雪が深いので白であるという説、白人の白という説、自由を表す白であるという説等、様々です。ベラルーシはインターネット・ブラックホールと呼ばれる国の一つで、国境なき記者団が2006年に「インターネットの敵」を13カ国あげた中に入っています。特にベラルーシは政府が反体制派のサイトへのアクセスを遮断するようなことをやっています。ベラルーシの独立系シンクタンク、e-belarus.orgが2007年3月末に発表したところによると、2007年3月25日の午前9時から午後4時の間、ucpb.org、svaboda.org、charter97.org、belhelcom.org、belaruspartisan.org、gazetaby.com、livejournal.comの7つの独立系ニュース・情報サイトにアクセス不可能になりました。ベラルーシの電子通信に関する法律では、政府がBeltelecomを利用して、Webサイトへのアクセスを制限したり、遮断することを認可されています。
