CFE(Certified Fraud Examiner)は日本語では公認不正検査士と称します。
このコミュニティはCFEの方、CFE試験の受験を希望する方を対象といたします。
CFEは日本においてはまだ認知度は高くない資格です。しかし、米国SOX法や日本で制定されるいわゆるJ−SOX法でいわれている内部統制に不正検査は必要なものとなります。
CFEは不正の防止、発見、抑止の専門家として、財務・会計、内部監査部門、システム監査、法律関係、コンサルティング会社、司法警察・検察、リスクマネジメント関連分野などの様々な専門分野において活躍しています。
CFE(公認不正検査士)は、米国に本拠地を置く公認不正調査士協会(The Association of Certified Fraud Examiners,略称ACFE)が設けた厳しい認定基準をクリアした者に対して、不正対策のあるゆる分野に高い専門知識を備えているという証として与えられる称号です。
CFEは不正防止、発見のプロとしてのスキルを発揮することが要求されます。
具体的には必要要件は以下の通りです。
・四年制大学卒業(学士号取得)
・不正防止・発見に関わる分野での2年以上の業務経験
・CFE試験の合格
また、 CFEの職務には以下のようなものが含まれます。
・組織における不正行為の未然防止、発見、抑止のサポート
・不正の申し立てから処分に至るまでの諸問題解決
・不正に関する証拠の収集
・関係者の供述聴取
・報告書の作成
・(法廷における)調査結果に関する証言
CFEが遵守すべき公認不正検査士職業倫理規定(CFE Code of Professional Ethics)が定められています。また、CFEは年間20時間以上の継続教育を受ける必要があります。これは常に最新の情報を収集し、CFEとしての能力向上を図るため定められたものです。
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ACFEは世界100カ国以上に100以上の支部(local chapters)があり、34,000人にも及ぶ会員を有しています。ACFE会員の約半数がCFE資格を保持しています。現在では、世界中に約17,000人のCFEが不正撲滅に取り組んでいます。
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内部統制/ 米国企業改革法/ サーベンス・オクスレー法/ SOX法 / Sarbanes‐Oxley act