Ch.Trotanoy
ポムロール10傑ワイン
年によってはペトリュスをも凌ぐと謳われる
歴史的に、トロタノワはポムロルだけでなく、ボルドー全域でも最も偉大なワインのひとつである。このささやかなシャトーのブドウ畑は、粘土と砂礫(されき)の土壌で、ポムロルの教会とカテュソー村の間、ペトリュスの西1km に位置している。このワインは毎年、66%の新樽が使われることを除いてはペトリュスとまったく同じ方法で醸造され、取り扱われている。トロタノワは、世界中のワイン通に高い評価を得ており、高価ではある。しかし、ペトリュスの半額以上の値段で売られることはほとんどない。これは覚えておいて損のない事実だ。
トロタノワという名前は、中世のフランス語の“trop anoi(非常に面倒な)”、“trop ennuye(非常に憂鬱な)”に由来している。それは土壌が粘土と砂利からなるとても目の詰まったものなので、雨の後には、まるでコンクリートのように硬くなり、牛馬に耕具を引かせていた時代では実に大変な作業になったからだとか。