サッカー史上最も美しいフランス人ウィンガー、ダビド・ジノラのコミュニティです。
ジノラは元フランス代表でフランスが94年のW杯に出れなかったのは彼のせいともいわれている。その当時のフランスはといえばそれはそれは凄かった。まず3トップがカントナ、パパン、ジノラだ。凄い面子なんだけど、ジノラとカントナは折り合いが悪く永遠のライバル関係だった。二人ともフランス代表でキャリアを始めてともにプレミアにわたり、そして二人ともリーグ最優秀選手に輝いたことがあり、二人とも個性と我が強すぎるがためにEURO96年を前に代表からシャットアウトされ、二人ともが引退後俳優となっている。この関係を見るだけで面白いし実際カントナとジノラの2トップで臨む試合も多くこの二人からは異様なオーラが出ていた。ジノラは度々首脳陣に「カントナやパパンを出すより自分を出した方が代表にとってプラスになる。」などといった歯に衣着せない発言が多いのだが、実際彼の左サイドでのプレーを見ると口だけではないのは明らかである。彼は右利きながらも左サイドでのプレーを好み、縦に抜けて左足でクロスをあげたり、中に切れ込んで右足でシュートを打つことが出来る。ロッベンやオーフェルマルスのようにスピードで勝負するわけでもなく、フィーゴやC.ロナウドのように何回もまたがない、せいぜいなまたいでも一回である。ただこのテクニシャンと対峙する右サイドバックには最大の脅威を与え、彼らは切り落とされた木の如く倒れていく。胸トラップ、ヒールパス、クライフターン、ダブルタッチといった基本的なテクニックもジノラがやると美技に変わる。ジノラの腰の高いエレガントなドリブル、両足からのクロス、中への優雅なカットインからの強烈なシュートやシルクのようなボールタッチを見ていると確かにあの彼が敵対していたカントナをも食ってる感じすらあり全盛期のギグスですら霞んでしまう。ジノラは94年を最後に代表からシャットアウトされてしまったが、スパーズ時代にはあのクライフをして「世界で最も魅力的な選手」と言わしめた。これだけでも彼の実力が折り紙つきだということがわかるだろう。
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