内申書(調査書)
進学先や受験先に通知され、生徒保護者に非公開である内申書は、絶対評価によって全員が100点であっても1〜5までの成績を左右均等に割り振られて付けられ、何より非公開であるがゆえに、生徒だけでなくその保護者に対してまで、担任や学校側の心象だけで「問題あり」などと好き勝手に書かれてしまう制度です。これが横行しているのです。
いじめ等を学校に申し出たくとも、『内申書に悪く書かれるから怖い』との声を多く聞きます。
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著名辞書サイトでは、内申書実施地域は現在大阪に限られるとの情報も御座いますが、実情は一部に内申書を受け付けないという全うな学校・地域が存在するという程度で、内申書操作による幾多の裁判が起きているなど、実は皆さんのお子さんの身の上で理不尽な内申書操作が日常化しているというのが現状です。
【内申書の問題点】
●受験に悪影響する。
我が子がいじめを受けているなどで学校へ対応・改善を求めたら、「問題あり」と内申書に書かれてしまう事例があり、保護者からは「内申書に響くから」との理由で申し出れないとの声を多く聞きます。つまり『内申書は生徒の将来を人質に取っているのです』。さらには成績を悪く付けられる。
●お金で成績を買う
保護者による担任への買収が行われています。絶対評価の場合これは同時にクラス内の誰かの成績との入れ替えを意味し、本来”5”を付けられる筈の子の成績が、金持ちの子の”3”に入れ替えられるなどが平然と行われています。
●日本固有
非公開というこの”内申書”は、国際的にも例の無く極めて恥ずかしい制度です。
●調査書と名を変えてまで
実施地域も隠され何十年も維持堅持されています。
●日本社会の心の荒廃をもたらす
小学生から高校生までの大切な人格形成時期でありながら、内申書が存在する学校環境では、生徒は教師・学校の喜ぶ行動を常に意識し、限られた成績5等を得る為には、”クラスメイトすら蹴落とす相手”との構図を強いるのが内申書。教育は人を作ります。この教育環境下で子供達は『自分さえ良ければ』や、『いじめられている子を誰も助けない』などと成る事は、もはや必然とも言え、これが日本社会の心の崩壊、価値観の下落を齎しています。結果我々の身の回りでも利己主義が蔓延しています。
多くの社会問題は、その当事者の利己主義に要因します。
内申書を廃止出来ない日本の学校教育環境で本質的観点・価値観の伴わない利己的な子供達が多く育ってしまっています。
日本の教育環境の改善は、内申書がキーポイントです。
困ったときには