てっきりあるかと思ったのですが無いので作りました。
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国内初のアルツハイマー病治療薬です。
認知症の進行度が中程度までなら20〜30%ぐらいの有効率があるとされ、症状を数カ月〜1年ほど前の状態まで回復できます。ただし、対症療法薬ですので、病気そのものの進行を遅らせることはできません。薬を飲むのをやめれば飲まなかったときと同じレベルまで急速に悪化することがあります。
一般的な錠剤と細粒に加え、水なしで飲める口腔内崩壊錠(D錠)や、高齢の人に飲みやすいゼリー剤があります。
ふつう、少量(3mg)から開始し、1〜2週間後に通常量(5mg)に増やします。
医療関係者、もしくはご家族の管理のもとで服用してください。寝たままでなく、体を起こした状態で飲むようにしましょう。
口腔内崩壊錠(D錠)は、舌の上にのせて唾液により崩壊しますので、水なしでも服用できます。ただし、口の粘膜からは吸収されませんので、唾液もしくは水で確実に飲み込んでください。
ゼリー剤はカップ入りです。カップのふたを剥がし、スプーンなどで飲みやすい大きさにして飲みましょう。保存は、アルミ袋の状態で高温を避けてください。服用直前にアルミ袋を開封しましょう。
効能
アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制
注意
アルツハイマー型認知症と診断された患者にのみ使用すること。
本剤がアルツハイマー型認知症の病態そのものの進行を抑制するという成績は得られていない。
アルツハイマー型認知症以外の認知症性疾患において本剤の有効性は確認されていない。
用法 錠..通常、成人はドネペジル塩酸塩として1日1回3mgから開始し、1〜2週間後に5mgに増量し、経口服用する。高度のアルツハイマー型認知症患者には、5mgで4週間以上経過後、10mgに増量する。なお、症状により適宜減量する。
細粒..通常、成人は1日1回0.6gから開始し、1〜2週間後に1.0gに増量し、経口服用する。高度のアルツハイマー型認知症患者には、1.0gで4週間以上経過後、2.0gに増量する。なお、症状により適宜減量する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 副作用で一番多いのは消化器症状です。吐き気や嘔吐、食欲不振、下痢、腹痛などを起こすことがあります。重い副作用はまれですが、心臓の脈が異常に遅くなったり、胃に潰瘍ができることがあります。もともと心臓病や胃潰瘍のある人はとくに注意が必要です。そのほか、最近、筋肉が障害を受ける「横紋筋融解症」が報告されています。ご家族や介護にあたる方は、下記のような症状をふまえ、体の様子を注意深く見守ってください。
困ったときには