近代護身術 Tactical Fighting System(TFS)
タクティカル・ファイティング・システムとは、従来の護身術とは全く異なる、現代の暴力犯罪に対応可能な護身術(近代護身術)である。
最初にタクティカル・ファイティング・システムがどのような経緯で創始されたのかを説明いたします。
当時、私はアフリカを始めとする諸外国や紛争地帯において警備コンサルタントという仕事についていました。そこでは紛争や暴動、強盗や殺人が毎日のようにに起こっていました。しかし、誰にも頼ることのできない状況下において唯一頼りなのは自分の力のみでした。しかし、その時に自分にあるのは多少の危機管理の知識、長年続けてきた武術と即席で修得したセルフディフェンスだけでした。
その後、仕事上さまざまな民間警備会社や民間軍事会社との接点からスキルの交換を行い、私は武術を教え相手からは安全や防衛に関わる知識やセルフディフェンス、逮捕術などの技術を修得しました。
当時、私が教えた武術には基本的にはスポーツとしてのスタイルやルールそして多少の型がありました。しかし秩序もルールもない国ではそれらの武術は実戦においては役に立たないことを知りました。その後、治安を守る専門家の手により日本の武術は専門的スキルと融合し新しいスタイルへと変化しました。その後、その技術を受け継ぎ、さらに日本の武術家や海外の武術家の手により新たに改良が加えられ進化しました。
そして2009年、従来の護身術とは全く異なる、現代の暴力犯罪に対応可能な護身術(近代護身術)に作り上げられました。
現在、TFSは一部の警察官や警察特殊部隊、自衛官、ボディガードなど、セキュリティ業に携わる人達の多くが取得している。