レジギガスは、大手汎用決戦兵器メーカーであるデボンコーポレーションにより廃墟となった切先市の巨大神殿から持ち出され、兵器に改造された巨神像である。この機体は遥か昔に存在した高度な文明によって作られた人工の生命体"巨神像"であると言われている。改造はコーポレーション製の武器をエネルギー供給機関などと連動させることと、機体の整備のみであった。何故ならこの機体の心臓部のハッチを開く事が出来なかった為である。幸い心臓部と外部装置を繋ぐケーブルが装甲の下にあったため追加武装の改造は出来たが、心臓部の構造は未だ不明なまま。現在は研究者達がハッチを開こうと試行錯誤している。
起動方法
レジギガスは非常にデリケートなため、起動には細心の注意を要する。まず、格納庫に行って岩・氷・鉄をそれぞれつかさどる祈祷師を呼び、呪文を5秒間唱える。すると、現存する如何なる言語とも異なる歌を歌いながらレジギガスが起動する。愛を持って呼び出された場合、レジギガスの幻影が相手のところに2体現れるという。
スロースタート現象
レジギガスに取り付けられたジェネレーターは高いエネルギー供給力を誇るが、最大供給量に達するまでが非常に遅い。その理由については以下のことが挙げられる。
いきなり出力100%で起動すると、崩壊してしまう繊細な体。
単なる怠け者 中身はケッキング又はヤドランである
主な武装
実弾・格闘兵器類
ギガインパクト
史上最強のパンチ攻撃。200Gの衝撃で対象を粉砕する。ただし、この攻撃方法は自身に多大な負荷がかかってしまう。
万力型アーム
対象をマニピュレーターでつかみ、時間と圧力をかけ、つぶす。まさしく「にぎりつぶす」という言葉がよく似合う攻撃方法である。
この攻撃方法は、対象の耐久力が高いほど効果的。
アイアンクローに似てるような気もする。
ちなみに、このアームを直接たたきつける攻撃方法は「メガトンパンチ」と呼ばれている。
光学兵器類
エネルギー集束型波動粒子砲
金属製兵器等に非常に有効なエネルギー弾。ジェネレーターのエネルギーを集束、増幅させることにより放たれる。
発射後は自身に大きな負担がかかり、攻撃や自己防衛に当てる出力が下がってしまうが、その分威力は高い。
ただレジギガスという機体は、実弾・格闘兵器に於ける出力の方が高いため、あまり使用されない兵器ではある。
使用する際のフォームから「ばかぢから」などと呼ばれている。
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補助兵器類
電磁波
対象に弱い電気ショックをぶつけ、機動力を下げる攻撃。
ロックカット
装甲を摩擦させて空気抵抗を抑え、機動力を約2倍にする。
撹乱用混乱光線
ある光を発生させることで敵の脳(コンピューター)に直接刺激を与えることが出来る。
この光を浴びると短時間の間ではあるが、生物は混乱し、機械類は制御が利かなくなる。
主にスロースタート現象による、戦闘開始直後の戦力の欠如を補う為に使用される。
兵士の間ではその発光の仕方より「あやしいひかり」とも呼ばれている。
コケのはえたフットメカ
これにふみつぶされればダイアモンドの300倍固いといわれているハガネールをもいとも簡単に破壊するという。
困ったときには