真上から日本を見守る準天頂衛星システム
準天頂衛星の初号機「みちびき」。
2010年9月11日20時17分 種子島宇宙センターよりH−2Aにて
打ち上げ
2011年6月22日 測位信号発信開始(アラートフラグ全解除)
2012年9月11日、満2歳のお誕生日を迎えました。
はやぶさ君をはじめとする「ISAS組」のような「怒涛の冒険劇」は
ないけれど、地上の生活にそっと寄り添う「おねえさま」の
みちびきさんを、応援よろしくお願いします!!
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■JAXA HPより
カーナビやGPS(*1)機能がついた携帯電話の普及によって、人工衛星を使った測位情報は私たちの暮らしに欠かせないものとなりました。けれど都市部や山間地では、高い建物、山などが障害となって人工衛星からの測位信号が届かなかったり、反射波によって大きな誤差がでたりして、道に迷ったりすることもたびたびありました。こうした状況を解消するのが準天頂衛星初号機「みちびき」です。
準天頂衛星システムは、日本のほぼ天頂(真上)を通る軌道を持つ人工衛星を複数機組み合わせた衛星システムで、常に1機の人工衛星を日本上空に配置することができます。人工衛星がほぼ真上に位置することで、山間部や都心部の高層ビル街など、GPS衛星の電波が測位を行うために必要な衛星数が見通せない場所や時間(*2)においても、準天頂衛星の信号を加えることによって測位ができる場所と時間を拡げることができます。
「みちびき」は、準天頂衛星システムの初号機として、GPS補完・補強に関する技術実証・利用実証を行います。
JAXA 「みちびき」特設サイト
http://
宇宙利用ミッション本部
http://
(Sep.16,2012 一部改版しました)
困ったときには