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Last House on Dead End Street

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詳細 2013年4月5日 10:39更新

数あるグラインドハウス映画の中でも
史上最悪の映画として悪名高い伝説の超カルト映画。
残酷かつ、不快極まりない作品のため
日本版が出たこと自体が奇跡の作品。

さらにフィルムアート社から出版された残酷映画研究書の
“キリング・フォー・カルチャー”では「可能な限り残酷過激
でしかも法に触れない映画を作ってくれと言われたとして
本作を超える作品が作れるだろうか?」と書かれた作品。

とか色々言われているが、実際のところ
どう考えても噂が一人歩きした感じが否めない。

あきらかに鮮血の美学を意識したタイトルや宣伝が卑しいし
残酷描写も従来のホラー映画やスプラッター映画に比べ
遥かにレベルが低い。おまけにストーリーも微妙で
単純に娯楽としても楽しむことすら難しい本作。

だが、不愉快なのは確かで
狙い所が分からない演出や
不透明な製作背景といった様々な要素が
悪い具合に混ざり合って出来たのであろう。
・・・と思ってたけど製作背景はかなりヒドいみたい。

バカやろうな監督は製作費のうち3000ドルを
ドラッグに使い、残った800ドルでこれを作ったとか。

バタリアンズのコメンタリーで言っていたが
作品自体は決して良いモノではない。
だがこういうモノが作られていたという
資料としては興味深い作品かもしれないと。

現にアメリカでは驚く事に
DVD二枚組の豪華仕様でDVDが出ているぐらいなので
70年代ぐらいから乱発された搾取映画の派生の一つとして
見てみると、また違った見方が出来るかもしれない。

まぁそれでも良い作品とは思えないんだけどね・・・

原   題:The Last House on Dead End Street
邦   題:ラスト・ハウス・オン・デッド・エンド・ストリート
製 作 国:アメリカ
製 作 年:1977

製   作:ロジャー・ワトキンス
監   督:ロジャー・ワトキンス
脚   本:ロジャー・ワトキンス
撮   影:ケン・フィッシャー
出   演:ロジャー・ワトキンス
      ケン・フィッシャー
      スティーヴ・スウィート

ストーリー:ヤクでムショにぶち込まれていたテリーが
      なんか世間をあっと言わせてえなとボンクラ達と
      プロデューサーや、女優やらを拉致して解体して
      尺八させて、撮影して、最後は全員逮捕されました

なんでこんなクソ映画が、海外だと二枚組の豪華仕様なんだよ!

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カテゴリ
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