結標淡希(むすじめあわき)
【所属】霧ヶ丘女学院二年生の少女
【能力】空間移動の一種『座標移動』
【レベル】4の大能力者の認定者
【作品名】とある魔術の禁書目録。
アレイスターの命令で、イギリス清教のエージェント、多重スパイなど、
VIP連中を窓のないビルの内部に運ぶ『案内人』を務めており、その関係でプランに関わる情報も幾つか知っていた。
長い赤毛を後ろに二つに結んでいるが別にツインテールではない。
冬服のミニスカートに金属製のベルトを付け、桃色の布で胸を隠しただけの上半身にブレザーを引っかけている。
自由度の高すぎる能力に基準をつける為、使用する際に警棒兼用の軍用懐中電灯を軽く振るう。
二年前のカリキュラムにおいて転移座標の計算ミスにより片足が壁にめり込み、
それを不用意に引き抜いてしまったことで密着していた足の皮膚が削り取られるという大怪我を負った。
この事故がトラウマとなり、それ以来自分への能力作用には体調を狂わせるほどの激しい精神的消耗が伴っている。
またそのことが原因で、強大な能力を持ちながらも超能力者認定はされていない。
能力の使い方によっては御坂美琴を打破する事も可能との事。
その望むままに人を傷付けることすらできる強大な能力から、過去には力に怯えていたこともある。
それでも自分が力を得る必要性が何かあったのだろうと我慢していたが、
量産能力者(レディオノイズ)である妹達たちの結果を知って、人以外にも能力が宿る可能性がありうることを知り、
「何故自分にこんな力があるのか」「何故自分である必要性が」という疑問を共に抱いた仲間の能力者達と共に、
『樹形図の設計者』を再構築して
「人間以外が能力を持つことが可能かどうか」の演算を行うことを計画し、
学園都市外部の組織と接触する。
“残骸”争奪戦の中心人物だったが、白井黒子との戦いの中で、
『自分が人を傷つけてしまうのは能力のせい』という自分の根幹を
『己の不幸を能力のせいにして安心しているだけ』と否定され、
いくら計画が進んだ所で永遠に変わらない己の実態を悟り暴走。
外部組織も警備員に壊滅され、目的と自分を見失った挙句、
騒ぎに乱入して来た一方通行に倒された。
(※8巻までの解説)
黒子「結標淡希とは寒そうな格好をしたおっぱいの魅力的なショタコン座標移動(ムーブポイント)能力者ですわね」
淡希「馬鹿にしてるでしょう」
困ったときには