【解説】
黒沢清、中原昌也、高橋洋が絶賛。
総勢50名を越す登場人物が狂気にとりつかれ、互いに殺し合う様を叙事詩的なスケールと圧倒的なカタルシスで描いた伝説のカルトホラー。
近年盛り上がりを見せる関西インディーズ映画界の立役者の一人、西尾孔志監督が「本作をもって自主映画を卒業する」という決意で制作。
大胆なカット割と物語展開で戦慄とのどかさが混在する稀有な作品に仕上がっている。
カタルシスに満ちたラスト20分は必見!
西尾監督は本作の評価と黒沢清の強い推薦により、第1回CO2(シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビジョン)企画助成監督に選出され、大阪市長賞を受賞。
その後、横浜聡子、石井裕也などを輩出したことで一気にその名が有名となったCO2のディレクターを務め、数々の才能を発掘。
【物語】
台風が過ぎ去った朝、マンションの建設現場から戦時中の不発弾が発見される。
その翌日、現場作業員の一人が車道に飛び降りトラックに轢かれて死亡。
これをきっかけに、街中で怪死事件が相次ぐ。
その現場には常に不気味な口笛のメロディーが流れていた。
いたるところに才気がみなぎっている
――黒沢清(映画監督)
(西尾孔志は)今後が期待できる数少ない人だと思う
――中原昌也(作家・映画評論家・ミュージシャン)
これは"マブゼ映画"です。世の中には"マブゼ映画"を見たら、自分も撮らなければ気が済まなくなる人々がいて、それは創始者のフリッツ・ラングもク ロード・シャブロルもかくいう私も、そして西尾孔志もそうなのだ。しかも西尾はマブゼの有名な台詞「私は国家と交戦状態にある。私自身が国家なのだ」への挑戦を試みた。大胆不敵である
――高橋洋(脚本家『リング』『おろち』、映画監督『狂気の海』)
監督: 西尾孔志
撮影: 西尾孔志
編集: 西尾孔志
音楽: 小林祥夫
出演: 小島祥子
和田純司
鼓美佳
渡辺大介
中村哲也
三嶋幸恵
宇野祥平
困ったときには