【倭州うぶすな】
自然素材やエコな家にこだわるならば、
壁の材料や床や家具ばかり見ているだけでは片手落ちです。
表面の材料より、構造材(骨組み)こそ一番多く木が使われる場所で、
まず最初にこだわるべきところです。
産地のわかる素性のはっきりした無垢の国産材で、
環境にも人にも優しい家を建てましょう。
(輸入材は、アメリカカンザイシロアリの侵入源ともなっています)
■ 世界の森林を守ろう!■
日本は国土の68%が森林で、この割合はフィンランドに次ぐ世界第二位
の森林大国です。戦後に植林をして55〜60年の伐採期を迎えている森
がいっぱいあるのです。
ところが日本の木材使用量のうち国産材は、2割以下のたった18%(!)
にしかすぎません。
森林大国にもかかわらず、8割以上を輸入しているのが現状です。
世界中では5年ごとに日本の面積に匹敵する森林が失われています。
それを防ごうと海外で植林をするプロジェクトがいくつもあります。
でも、ちょっと考えてください。
使える木がいっぱいある国産を使わずに、外国産の木を大量に輸入
している事事態がおかしくありませんか?
海外の森林減少には違法伐採の問題が多くあります。日本が多く
買うから伐採をするのです。
違法伐採の木を使っていながら、森林減少を嘆くのは本末転倒です。
国産木を使うだけで、世界の森林減少ストップに貢献できるのです。
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■ 日本の森を守ろう!■
手入れのされた森に入ったことがあるでしょうか。
そこは宮崎駿のアニメに出てくるような、木漏れ日の差し込み大木が
枝を広げ、風が通り抜ける気持ちの良い清清しい場所です。
手入れのされていない森は、とても人が長居できる所ではありません。
日が差し込まないので真っ暗で下生えも育たず、保水能力も下がり、
土が流れてしまって深い溝ができてしまっていたりします。
最近では山ヒルの被害がふもとまで下りてきています。
山が荒れて、日が差さないために湿った環境をこのむ山ヒルが増えて
しまっているそうです。
森は水源でもあり山の幸も恵んでくれ、多様な生き物が生きる場所です。
手入れをされた森はみんなの財産なのです。
現在は、国がある程度の補助金を出して山を細々と守っているのが
現状です。
林業を振興して山を守る為には、私達が国産の木を使うことがとても
大事なことなのです。
■ Co2を減らそう! ■
成長しきった木は二酸化炭素を吸収しません。
苗木を植えることによって成長する木が二酸化炭素を吸収してくれます。
民主党政権は二酸化炭素の25%削減を打ち出しました。
一つの家庭が1年間で、電気・ガス・自家用車・廃棄物などから出す
二酸化炭素総排出量は6500kgと試算されてます。
木が1年間で吸収してくれる二酸化炭素をこの排出量で換算すると
460本分になります。
1軒の標準的な家に使われている柱は100本くらいです。
もし、1軒の家を国産材で建てて、その代わりに100本の苗木を山に
植えたとすると一つの家庭から出る二酸化炭素の約20〜25%分を
その苗木が吸収してくれるのです。
しかもこれは毎年毎年、50〜60年くらいの間継続して吸収してくれる
のです。国産材で家を建てるだけで、毎年25%のCO2削減ができて
しまうのです。
トピ立てはご自由に。
国産材を使う運動をしている方はトピックを立ててその中で質疑応答
してください。
設計事務所・工務店さんが単独で行なっている場合は、専用トピック
作りましたのでそこで宣伝してください。
家や木に関する一般的な質問や見学会やセミナーなどのイベントも
自由に立ててください。
つくったばかりなのでこれを見たらぽちっと参加お願いします。
キーワード 住宅・建築・地産地消・葉枯らし・乾燥・含水率・産地直送・健康