チェコの作曲家、ズデニェク・フィビヒ(フィビフ)のコミュニティです!
もしも彼の音楽がお好きな方がいましたら、語り合いましょう♪
ズデニェク・フィビフは、スメタナ、ドヴォルザークと共に、チェコ国民楽派の草創期を築いた作曲家。 チェコ民族独立の気運が胎動する時代にあって、スメタナやドヴォジャーク同様、チェコ民謡や民族舞曲のリズムを自作に取り入れた他、チェコ民族の伝説によるオペラを作曲するなど、その作品は民族的な素材によるものが少なくない。作曲技法の面では明らかにドイツ・ロマン派の系統にありながら、チェコ国民楽派として扱われるのは、このような彼の志向によるものである。 当時、ドヴォジャークやヤナーチェクのように、音楽修行時代に満足にピアノに触れることもできなかった作曲家も居たが、フィビフはその点、幼少時代から非常に恵まれた環境で音楽を学び育った。
音楽修行を終えてからも楽壇の要職に就くことはなく、生涯にわたり、主に作曲と教師、音楽監督などの職で生計を立てた。
当時のチェコ楽壇は、同じ国民楽派とはいえ、スメタナの進歩派と、ドヴォジャークを擁するプヴォタの保守派に二分されていた。フィビフは、音楽上の立場としてはスメタナの側に立っていたこともあり、当時はスメタナの正統な後継者として目されていた。 (Wikipediaより)