Mountain Equipment
1960年イングランド北部マンチェスター郊外のGlossapという町で、ピーター・ハッチンソンとピート・クルーの二人の若手クライマーにより"The Mountanieer"というクライミングショップが誕生しました。そんなに多くの登山者がおらず、周りには稼ぎの少ないクライマー仲間が殆どであった為、さして利益がない状態で登山用品を販売しており、彼らのビジネスは全く良くありませんでした。
暇をもてあましたピートは店の奥の部屋で、「Mountain Equipment」の最初の製品となるシュラフとダウンジャケットを作り始めました。ピーターもピートもとても丁寧で繊細なタイプで、出来上がった製品はとても評判がよく、しまいに彼らは、店をたたみ、マンチェスターハイドの近くの農場の小屋へ引越しをして、それらの製造のみに集中する事にしました。少しずつではありますが、ショップでそれらの販売を始めたところ、細部までとても丁寧に作り上げているそれらの製品は、クライマー達に絶大な信頼を受ける事となりそれらの「質実剛健」な製品は"MOUNTAIN EQUIPMENT"と呼ばれるようになっていきました。
次第に評判が英国中に伝わるようになり、著名な登山隊や極地遠征隊の公式装備品としてダウンウェアやスリーピングバッグが度々採用されました。 1970〜80年代のヒマラヤ遠征隊を始めとするその数々の活躍により"MOUNTAIN EQUIPMENT"は、いつしか8000mの雪山を目指すアルピニスト達の憧れのブランドとなったのです。
創業から45年を経た今も、"MOUNTAIN EQUIPMENT"は山や自然と真剣に対峙し続ける人の装備として、必需品であり続ける為に「質実剛健」を絶えず追求しています。
http://
困ったときには