百年戦争の後期(ジャンヌ出現の直前)に活躍し、フランスを屈服まであと一歩と追い詰めた「中世イングランド最も偉大な国王」。
シェイクスピア劇では若き日には無頼の徒と交わり、放蕩の日々を送るも、父王の死後ひとたび王位に就くや、信仰心と慈愛と決断力に富んだ名君に変貌します。
そしてアジンコート(仏名アジャンクール)の戦いでは、フランスの騎士の大群に対し、柵と弓とを効果的に用いて圧勝するなど、若き日とあわせて、まるでわが国の信長のような活躍ぶり。
史実では若き日より父王を助け国内の反乱を平定。それまで庶民の言葉であった英語を意識的に用いた王としても知られています。
史実の彼でも芝居、映画のキャラクタでもかまわず、興味のある方はどうぞ。