「ただのプログラマには興味ありません。
この中にMZ,X1,88,MSX,SMC-777,その他S-OSが動く環境の(元)ユーザがいたら、あたしのところに来なさい。以上」
S-OSを大いに盛り上げるための(ry
…ということで、S-OS のネタコミュで、誰か作ってるかと思ったのですが誰も作っていなかったので、勢いで作ってしまったコミュ。
S-OS SWORD/MACE を楽しめる方歓迎。
今では動く環境も手に入りにくいので、エミュレータでの参加も可。
S-OS でプログラムを作って、世界を風変わりに楽しむのが目的です。
【当時を知らない人のために:S-OSとは】
S-OSが何だか知らずにハルヒのネタコミュと思って入ってくる方がいると、話についてこられず気の毒なので解説しておきます(笑)
1980年代には、Zilog社のZ80をCPUに採用した様々な機種のコンピュータが発売されました。S-OSはそれらで動作するOSの名前です。
S-OSが最初に姿を現したのは1985年のこと。日本ソフトバンク(現ソフトバンク)出版の雑誌「Oh!MZ」6月号誌上にプログラムリストが掲載されました。
当時のコンピュータはそれぞれ互換性が無かったのですが、出来ることはどの機種も大差なく、CPUもほとんどのものがZ80あるいはその互換品だったので、それぞれの機種について共通のサービスを提供することで同じプログラムを動かせるようにしようという試みでした。
この試みは、次のような特徴がありました。
・ハードウェアの差異の吸収
・プログラムソースの公開と共有
この二つの点について考えるにつけ、当時の8bitコンピュータを取り巻く情勢の中では実に先進的な試みだったと思わずにはいられません。前者は近代的なOSが提供している環境、後者は近年目覚しい躍進を遂げたOpenSourceの基礎理念そのものだからです。
まあ、S-OSとは、そういうものです。
【S-OS Q&A】
Q. 今のコンピュータでは、S-OSは動かないの?
A. 動きます。Windows用やunix系OS上で動作するエミュレーション環境が生み出されています。
Q. エミュレーションだと遅くない?
A. こう言っては何ですが、4MHzで動く実物のZ80より速いです(笑)
Q. 最近の環境以外では、Z80を積んだ機種でしか動かない?
A. エミュレーションで動かす試みは昔からなされてきました。モトローラの6809を採用したFM-7/77などでも動きます。