辻 惟雄(つじ・のぶお)
1932年、名古屋生まれ。
東京大学・多摩美術大学名誉教授、MIHO MUSEUM館長。
「日本美術史は、この人によって面白くなった」
といっても過言ではない。
『日本美術の歴史』
『奇想の系譜』
『奇想の図譜』
『北斎の奇想』
『カラー版 日本美術史』
『遊戯する神仏たち』
など数多くの著書がある。
ユニークな視点で、従来あまり注目されていなかった日本人の美意識、例えばエキセントリックな表現や遊びの精神などの発掘を行っている。
伊藤若冲、岩佐又兵衛などの研究以外にも狩野元信研究も高く評価されている。