かなり有名な地サイダーである【養老山麓サイダー】のコミュです。
江戸末期に地元の商人が藩主の許可を得て、異国の香り漂う港町神戸まで足を運んで見つけた飲み物が養老サイダーの始まりなんです。つまり、養老サイダーの発祥は「有馬サイダー」にあったんです。
明治時代に発売され、当時の人々を驚かせた「養老サイダー」も時代の流れからひっそりと生産を中止していましたが、2000年「養老山麓サイダー」として見事に復活しました!
あの懐かしい味わいを表現すべく「養老サイダー」と同じ養老山麓の湧き水(日本三名水)を使っています。キンキンに冷やしたグラスに、梅酒と養老サイダーを注ぐと得も言われない幸せの泡がグラスに広がります。
養老の滝・菊水泉は、養老山地に湧き出る岩清水で、水が酒に変わったという孝行息子の伝説や、若返りの水という逸話も残っています。
この水は石灰岩層で自然濾過され炭酸ガスや各種ミネラルをバランスよく含み環境庁の「名水百選」にも選ばれています。
この菊水霊泉を使って、明治年間に日本で最初にサイダーを製造したのが創業百余年の老舗・有限会社養老サイダーです。売店で、その「養老サイダー」を一本買ってみました。レトロな、というか、昔から変わっていない瓶に昔懐かしいラベル。飲んでみると、「サイダー」というより、子供の頃に銭湯でよく飲んだ「ラムネ」の味がしました。
ラベルには「純度百パーセントのグラニュー糖を使用しております」と書いてあります。清涼飲料水にありがちな後味の悪さもありませんでした。
博覧会においても数々の賞を受賞した養老山麓サイダーをお試しあれ!!