平成の志士が、集る小さな、小料理屋『寺田屋』
都島本通を一筋入ると、表通りとは、打って変わって少々古ぼけた街並みに変わる。
そんな、「タイムトリップ」を錯覚させる町の片隅にひっそりと佇む、『寺田屋』の行灯。
竜馬の頃では無いが、その昔、どこか昭和の良き頃の時間が、よみがえり、日本人だからこそ、心の落ち着きを感じてしまう店造り。
決して広くも無く、決して新しくも無い。
逆に、この古き良き時代の時間に触れるには、広さや、新しさは必要ない。
この狭い空間に漂う、限られた流れが、心に、懐かしさや、落ち着きを感じさせるのだ。
そして、このお店の時間を司るのが、それは、とても美しい純和風の店主。
お人形ケースから、なんとも愛らしい、こけしが出てきたかのような、美人女将。
この色あせた昭和の雰囲気の中で、女将がセレクトしたワインを嗜む、この時間と空気のギャップが、ココの特徴の一つだろう。
美味しい料理と美味しいお酒。
そして、何よりも、このセピアな空間と女将の絶妙なバランスが、今日も、志士達の心を癒す。
平成の志士が、集る店『寺田屋』
さて、竜馬が生きていたら、この店で、志士達とどんな話しをしただろう・・・
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