飯村隆彦 Media Artist

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詳細 2016年8月1日 17:20更新: 日本の実験映画／ビデオ・の草分けの一人である
飯村隆彦のコミュニティ
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http://takaiimura.com

フィルム、ビデオ/LD/CD-ROM/DVD、
インスタレーション／パフォーマンス

1960年代に8ミリや16ミリの前衛映画を個人で制作し、ギャラリ－やホ－ルでゲリラ的に自主上映活動を行なった。

1965年、オノ・ヨーコの音楽による実験映画「LOVE」がニューヨークの実験映画のリーダー、ジョナス・メカスによって「ビレッジ・ボイス」紙上で高く評価され、ニューヨークにデビュウした。

1989年には、ニュ－ヨ－クのメトロポリタン美術館の委嘱により日本の芸術に特有な「間」を竜安寺の石庭に再発見する『Ma: Space/Time In The Garden Of Ryoan-Ji 』を建築家の磯崎新（テキスト)､作曲家の小杉武久（音楽）の協力を得て制作、モントリオ－ル映画祭、ユネスコ美術映画祭（「建築賞」を受賞）などで上映された。

1937 - 東京に生まれる
1959 - 慶応義塾大学法学部卒業
1960 - 実験映画の制作を始める
1963 - 最初の映画個展（東京、内科画廊）
1964 - 日本最初の実験映画祭「ジャパン・フィルム・アンデパンダン」を組織。ブリュッセルの国際実験映画祭で『オナン』に特別賞受賞
1969 - ビデオ・アートの制作を始める。ヨーロッパ12ヶ国の美術館、シネマテークなどで個展上映旅行。
1972 - ドイツ学術交流会(DAAD) のフェローシップで1974年までベルリンに滞在
1984 - 豪日交流基金のフェローシップでメルボルンの王立工科大学で上映とパフォーマンス。
1985 - 最初のレーザー・ディスク『エアーズ・ロック』（パイオニア/LDC）を発表。『パリー東京・映画日記』（書肆風の薔薇）、『YOKO ONO-人と作品』（文化出版局）を発刊。東京、原美術館でビデオ個展。
1986 - ニューヨーク芸術基金より助成。『映像実験のために』（青土社）を発刊。レーザー・ディスク『ナイト・ソング』（パイオニア/LDC）を発表。エジソン・ブラック・マリア・フィルム・ビデオ・フェスティバルで『モメンツ・アット・ザ・ロック』がグランプリ受賞。
1987 - サンフランシスコ国際映画祭で『モメンツ・アット・ザ・ロック』がゴールデン・ゲート賞受賞。大阪芸術大学芸術計画学科非常勤講師。
1995 - 東京都写真美術館の総合開館記念展として個展「メタ・メディア」開催。ニューヨーク・フェスティバル、ファイナリスト賞。
1997 - 『あいうえおん六面相』グランプリ、ラフ・アンド・ルインド国際映画祭（バンクーバ、カナダ）。
1999 - エジソン・ブラック・マリア映画／ビデオ祭で『オブザーバ／オブザーブド』が「ディレクター・サイテーション」受賞、国立ギャラリー・ジュ・ドゥ・ポム（パリ）で、映像個展。

Takahiko Iimura has been a pioneer artist of Japanese experimental film and video, working in film since l960 and with video since 1970. He is also a widely established international artist, having numerous exhibitions in Japan, the USA, and in Europe. One of his early films, "Onan", was awarded Special Prize at the legendary Brussels International Experimental Festival, l964. Recently he has been involved in using the computer, publishing multimedia CD-ROMs/DVDs combining film, video, graphics, text, and animation.