- 詳細 2021年4月26日 01:01更新
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伍員、字は子胥。春秋時代、楚の人。
楚の平王の時、讒言により父と兄を殺され、呉へと亡命。祖国である楚に対し固く復讐を誓う。
そして中原に野心を燃やす呉王闔廬・兵聖孫武らと共に富国強兵につとめ、満を持して楚を攻略。
遂に楚の首都を陥落させるにまで至り、復讐を果たす。
不倶戴天の敵であった平王はその時既に世を去っていたが、気の済まない伍子胥はその屍を墓から引きずり出し何度も鞭打った話はあまりにも有名。
しかし次に呉王となった夫差と不和を起こし自害を命じられ、その亡骸は馬の皮袋に入れられて長江へと投げ捨てられてしまう。
最期まで峻烈であったその生涯は、古来より多くの人々に感銘を与えてきました。
その姿は小説や劇など、今でも様々な所で目にする事ができます。
・死屍に鞭打つ
・日暮れて道遠し、故に倒行してこれを逆施するのみ。
悲しくも激情苛烈な復讐鬼・伍子胥に魅かれてやまない方、是非語り合いましょう。
トピ立てはご自由にどうぞ。
★伍子胥列伝は司馬遷の史記の中でも美文とされています。
伍子胥が好きというだけでなく、漢文が好きという方もどうぞ。
★諸説ありますが、5月5日は屈原・介子推の日であり、そして伍子胥の日でもあります。
チマキを食べつつ伍子胥を偲んでみるのも良いですね。
