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原水爆禁止宣言50周年
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本日2007/9/8戸田平和研究所がサンフランシスコで原水爆禁止宣言50周年の国際会議を開催しました。
9/8は創価学会戸田城聖第二代会長が「原水爆禁止宣言」を発表した日。迫りくる核の脅威に抗して、核戦争を絶対悪として糾弾しました。
それは「生命の尊厳」に最極の価値を置く仏法者として、民衆の生存の権利を脅かすものへの心底からの怒りの表出でもありました。
「核兵器のない世界」を作るためには、核兵器に依存しない新たな安全保障システムが必要であります。それと同時に、そのためには、核兵器の使用を正当化し、他社の生存の権利を奪うことに痛みさえ感じない、人間の心に潜む魔性の働きに止めをささねばなりません。「原水爆禁止宣言」が指摘した、この人間自身の内面の課題は、今日も依然として人類的課題として残されています。
核兵器を保有する国がある一方で、保有するを認められない国があるという状態に合理性はなく、現在の体制は永続的なものではありえません。
人類は選択する方向は二つしかないでありましょう。現状のまま世界全体に核兵器が拡散するのを許すのか。あるいはすべての国が廃棄に動くのか。前者はすなわち人類の破滅の道であり、私たちは後者の道を選ぶ以外ありません。
人類が作り上げたものである以上、核兵器は必ずや廃絶できる。また廃絶する以外に道はない。人間が作り上げた制度は、人間自身が発想を変え、力を合わせて挑戦すれば、仕組みを変えることが出来ると私は確信しております。例えば、アメリカの奴隷制度も南アフリカのアパルトヘイトも、かつては簡単にはなくならない、永続的なものであるとさえ、思われておりました。しかしそうでなかったことは、歴史がよく示すところです。
無論それは容易な道ではなく、核廃絶には政治的意思と、人間のあらゆる能力を結集しなくてはなりません。
私は昨年、国連が「核廃絶に向けての世界の民衆の行動の10年」を作成するよう呼びかけました。
私たちの最終目標は、化学兵器や生物兵器の禁止条約と同じように、核兵器の禁止条約を成立させ、この地上から核兵器をゼロにすることであります。そのためにも、私は日本人としてヒロシマとナガサキの真実に目を向けよ」と叫びたい。世界の指導者にあらためて被爆の実態、核兵器の恐ろしさを直視してほしいのであります。
そして、核兵器を持たないことが各国の安全保障の柱になる時代を一日も早く到来させたい。
(聖教新聞に掲載された池田SGI会長のメッセージより)
■原水爆実験
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■原水爆禁止宣言(署名)
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↓説明ページ
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■戸田城聖
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■戸田平和祈念会館
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