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想い出は映画と共にコミュの想い出の映画

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想い出の映画のひとつに「バリーリンドン」があります。
もう35年ぐらい前になるのかなあ。
「2001年・・・」や「時計仕掛けの・・・」など
奇才キューブリックの傑作
キューブリックにはいつも驚かされますが
これはまた別の意味でも超素晴らしい極上の映像美
絵画の紙芝居を動画にしたような、どの場面をとっても
名画になる構図はその後のどんな映画でも感じれる事はありません。
それに音楽の素晴らしさ
バッハやヘンデルなど音楽と映像を見聞きするだけでも
ストーリーが解りそうなくらいマッチしていました。
当時ミスキャストかと言われたライアン・オニールでしたが
したたかな雰囲気や哀愁を帯びた雰囲気は
それなりに良かった。
まあポールニューマンだったらどうなんだろう?
ちょっと歳をとりすぎていたかな?

いつの日かあのロケ地に行ってみたいものです。

コメント(3)

ライアン・オニールは上品すぎるのでしょうか?
或いは清楚な眼差しが不似合いなのでしょうか?

僕はライアン・オニールで全然OKです〜

義理の息子と短銃片手に対峙する場面。息を呑みますね。
ほとんどセリフがなく表情の演技で丁寧に描写した場面ですが、
あの大きな納屋、床に敷き詰められた藁、十字の形をした明り取り用の窓、
そこから入り込む光、異様に高い天井、父子以外に集ったオブザーバー、
そして彼らを遠景で捉えるショットがまるで中世絵画のよう!

戦闘シーンも変な行進曲を使って不協和音?的にまんまとやってくれます。
うまいですね〜ああいう演出。
『博士の異常な愛情』でも、ソ連目指して飛行を続ける空軍部隊に合わせて
使われるBGMがなんかの行進曲?でやけにミスマッチ感。それが逆に
異様な魅力。

キューブリックは偉大なる天才監督ですよね。

ベルイマンさんコメントありがとうございます。
開店休業的コミュにコメントとっても嬉しい事です。
それにいつもながらの素晴らしい文面恐れ入ります。

キューブリックとライアン・オニールって何か違和感があるような気がしますが
リンドン婦人を魅了するには彼の魅力は必要でしょうね。w
のし上がって行くイメージはピッタリかも知れません。
それに決闘のシーンの哀愁に満ちた目は彼でないといけないかも。

決闘のシーンは何か乾いた淡々とした怖いシーンでしたよね。
武士道ではないでしょうが昔はあんな残酷な事をやっていたのでしょうね。

キューブリックの暴力って何かいつも淡々と起こしてしまいますね。
そこがとても怖くて否定的な感じ。

2001年の類人猿も武器を覚え淡々とオレンジの主人公も淡々と暴力を
彼は何を伝えたかったのでしょう?

彼の強烈な個性で「偉大なるクラシック音楽」さえも
イメージを変えられそうです。w


そうですね、キューブリックのクラシック音楽の使い方は斬新ですし、
それだけ精通していないと、あそこまで巧みな使い方もできないでしょうね。
『2001年宇宙の旅』の「美しく青きドナウ」など最たる例!

さて、キューブリックはアランさん仰るように淡々としてますよね。
人間を冷やかな目で眺めて風刺し、あるいは残酷に描写・・
キューブリックが本当に冷徹な人物だったかどうかは分かりませんが、
『バリー・リンドン』では行進曲と共に歩み続ける兵士たちが、対戦相手の
迎撃に遭い、一人また一人バタバタと倒れてゆくにも拘わらず、
前進あるのみで無言のまま歩み続ける不気味さ、異様さ、不自然さと云ったら
なんとも形容しがたいですね。まさに“淡々”。

バリーの実の息子が、誕生日前に約束を破って馬小屋の馬を連れだしたことで
大けがを負ってそのままあの世へ行っちゃうというあたりの展開も
すこぶる淡々としていて、感情移入させてもらえるスキもなく、
リンドン夫妻がどれだけ息子の死を嘆こうとも、観ているこちらが
感きわまることは全くありませんよね? やっぱり“淡々”たる描写ゆえ。

このようにキューブリックの映画は淡々と描かれることで人間の愚かさが
際立ち、すこぶる滑稽に映り、悲劇と狂気の沙汰紙一重で展開しますね。
そういったもの全てひっくるめ、ある種の喜劇を感じさせてしまうのも
それもまたキューブリックの計算が為せる業なのでしょうか。

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