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関口存男コミュのMein Deutsch

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昨日、古書店で関口存男先生主宰の語学雑誌「基礎ドイツ語」を6冊見つけました。
昭和21年11月の7号から昭和22年4月の12号までの6号分で、
「Mein Deutsch ?」と書いてある専用のファイルにとじてありました。

ちょうどこの6冊に、毎号関口存男先生が「言語と思想」に関する文章を書いています。

◇第7号:遅読の讃
◇第8号:ひねれ
◇第9号:羽目に立て!
◇第10号:自己と対決せよ
◇第11号:言葉は腹の虫に直結す
◇第12号:達意眼目

といった内容です。
『関口存男の生涯と業績』にもこの6編が収録されていますが、
なんだか得した気分です。

ほかにも、「女性とドイツ語」という記事もありました。
各号とも、「問う人:関口存男」、「答える人:○○○○」となっています。
○○○○の部分だけ書き出すと、
◇第7号:鍵山寛子
◇第8号:吉住和子
◇第9号:鈴木雅子
◇第10号:古川さち
◇第11号:山村英子
◇第12号:石井祐紀子
といった顔ぶれ。

昨日手に入れたばかりで、まだ少ししか読んでないのですが、
なかなか面白そうです。

(自分の日記にも少しだけ紹介してあります。)

コメント(8)

よいお買い物をされましたね。
この時代ですと、ドイツ文はフラクトゥアで印刷されているのでしょうね。関口先生は19世紀のドイツが文化の主導を握っていたとされていますから、ラテン文字だけでなく、亀甲文字も習得するようにとお勧めだったようです。
女性との対談も興味深そう。関口式ドイツ語学習を始める前に、のひとつに、女房のつらをひっぱたくというのがありましたが、その点などで女性からやっつけられていたのではと想像するとわくわくします。
面白い記事がありましたら、是非ご紹介ください。

ところで古書店とは高円寺古書展ですか?
ぷりんすさん
そうなんですよ。6冊揃って500円は格安です。
ドイツ語のテキストはフラクトゥアではありませんでした。
実は、数年前に「月刊講座ドイツ語」というのを見つけました。
これは昭和17年のもので、この当時はフラクトゥアです。

大野勇二先生の「独文和訳あの手この手」という6回連載記事や、
国松孝二先生の「わが箴言」4回連載などもよかったです。

古書店(古書展)は神保町の古書会館で毎週末に開かれる数店共同開催のものです。
貴重な雑誌を手に入れられてうらやましいです。

私は『生涯と業績』で上記6編を読みましたが、読むと元気が出る文章です。
特に「達意眼目」は線を引き引き読んでいます。

そうそ、フェミニストのおっかないおばさんの誤解を避けるために上で言った「女房のつらをひっぱたく」について私見を述べておきましょう。『生涯と業績』にある写真に関口先生と夫人が睦まじく一緒に写っているのがありますね。あの一枚をみてもとても愛妻家だということがわかります。ドイツ語を始めるにはその最愛の人とも別れるくらいの覚悟が必要だ、ということの象徴的表現なんですね。自分の部屋のドアに鍵をつける、という条項にもあるように、外国語学習は孤独な作業だと。サロン風にみんなで和気藹々に、なんてのはなまぬるくって、関口式ドイツ語学習ではない。これは先生のショーペンハウエル論にもつながっていると思います。
イクブンドクオさん、
改めて雑誌を眺めてみて、その内容の充実ぶりに圧倒されてしまった感じがします。
熟読に値する記事がたくさんあります。

久々に『生涯と業績』を開いてみたのですが、
「言語と思想」や「私はどういう風にして独逸語をやってきたか?」
「語学をやる覚悟」、「くそ勉強に就て」などの文章に、
前の持ち主による赤や青鉛筆による線があちこちに引かれていました。

私は「語学の勉強法をあらゆる角度から」という文章が気に入っています。
プリンスさんの言っておられるあの「横っ面をひっぱたく」の解釈はすごく納得のいくものです。あの文章を読む時の今までのもやもやが晴れるような感じがします。ありがとうございます。
トピックをたてたtaugenichtsです。
さっき、中身を確認しようと思って取り出してみたら、
発行年が「昭和21年から22年」と本文に書いてしまいましたが、
実際は「昭和31年から32年」でした。訂正します。

図書館で真鍋良一先生の
『語学漫筆 ドイツ語の語法をめぐって』という本を借りてきて読んでいます。
1970年代に雑誌「基礎ドイツ語」に載せた文章を集めたモノだそうです。

巻頭に『「関口文法」とは』と「関口存男先生」という文章があり、
その後に語学随感、語学随想、語学漫筆、語学雑話、語学雑録という見出しのもと
いくつもの文章が収められています。
まだ読み始めたばかりですが、なかなか面白そうです。
真鍋先生は関口先生のあとをうけて雑誌の編集にたずさわっておられました。そのため関口先生とは相当に親しい関係にあったと想像されます。関口先生の人となりを直接ご存じの貴重な方ですので、関口先生の思いでといった文章は私たちの関口理解に資するところが大きいと思います。またおもしろい記事を発見されたら、ご紹介ください。

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