武楽 -BUGAKU-コミュの地球交響曲　第六番　有料試写会

地球交響曲　第六番　有料試写会

一般公開は来年4月～です。

チケット発売情報

12月2日（土）
13時～
トークゲスト：上野圭一（翻訳家・鍼灸師）×龍村仁（監督）

12月3日（日）
12時半～
トークゲスト：佐治晴夫（宇宙物理学者）×龍村仁（監督）

会場：紀伊国屋サザンシアター（新宿高島屋隣り）

内容：・地球交響曲第六番上映（2時間7分）
　　　・トークショー「光を聴き、音を観る」（60分）
　　　・虚空の音を聴く「魂のうねり」

出演：奈良祐之―弓・スピリットキャッチャー
　　　KNOB―ディジュリドゥ・天然空洞木
　　　雲龍―笛
　　　長屋和哉―鋼・打楽器

料金：各日共　前売り2,000円　当日2,500円
　　　2日通し券3,200円

前売り券はチケットぴあにて発売中
○チケットぴあ　Pコード 608-398

お問合わせ：龍村仁事務所
TEL：050-5527-4578

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完成披露試写会前というのはいつも不安なものですが、
今回は今までで一番不安でした。夜明け前に目覚めてしまい、自転車で神宮外苑を当てもなくさ迷い、大都会の日の出を拝みました。というのは、第六番ほど私個人の"感性"が直接問われる作品はなかった、と思うからです。"耳には聴こえない音"すなわち「虚空の音」をテーマとした第六番には、言葉の無いシーンが多くあります。光と音（映像と音楽）だけのシーンが皆様方の感性とどう響き合うのかを保障してくれるものはなにひとつありません。それだけに映写が終り、「虚空の音」の章の4人の出演者の見事なライブ演奏が終わった時、会場に渦巻いた熱い波動と大きな拍手には本当に胸が熱くなりました。ありがとうございます。

とりわけ、高円宮妃久子殿下からいただいた御言葉には、「一本、まいりました」という想いで、本当に嬉しかったです。
妃殿下はこうおっしゃっていました。

『地球交響曲はいつも、監督から前もって話を聞いてもどんな映画になるのか想像がつきません。それは多分、監督自身も制作途中ではどんな映画になるのかよくわかっていないからだと思います。しかし、こうして初めて拝見すると、そこに想像もしなかった発見、驚き、感動が生まれます。今回の第六番は監督が第一番の時に掲げた呼びかけ、「地球の声がきこえますか」に答える作品である、と私は思います』

妃殿下のおっしゃる通りです。
撮影前、形の見えない強い想いはあります。その強い"想い"に向って、結果を怖れず、様々な制約の中で、今自分にできる全て尽して一歩を踏み出す。その一歩が次の一歩を生み出してくれる。こうして、形として生まれるのが「地球交響曲」です。そのプロセスを支えて下さるスポンサーの皆様、スタッフ、そして誰よりも観客の皆様、本当にありがとうございます。

地球交響曲第六番は今生まれたばかりです。育てて下さるのは観客の皆様おひとり、おひとりです。ラブロック博士に依れば、地球はすでに老年期に入っているそうです。老年期でも、健やかな子供を育てることができます。いや、老年期だからこそできる育て方があると思います。

心からよろしくお願い申し上げます。

2006年11月吉日　龍村仁

地球交響曲 @ O-EASTコミュ
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