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Gibson Les Paul Gold Topコミュのクラウン・インレイのゴールドトップ

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 写真は1982年4月に発行された『プレイヤー別冊 [OUTPUT] エレクトリック・ギターを解剖する』というムックに掲載されているものです.初出は『プレイヤー』本誌だと思います.

 見られるようにヘッドストックにクラウン・インレイがあり,トラスロッド・カヴァに Les Paul とあります.オリジナル・オーナーが1965年に特注で入手したと書いてありましたのでずっとそう思い込んでいましたが,先日同じものがヤフオクに出ていてびっくりしました.

 調べてみたら海外のフォーラムなどでちょっと話題になったことがあり,1968年か69年の初期の再生産スタンダードらしいことがわかりました.

 ヘッドストックは SG や ES-335 のつき板を流用し,ロッド・カヴァは使えなくなった レスポールSGのものを使ったなどと想像されますが,どなたか詳しいことをご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください.

コメント(33)

>wanny503さん

手元の資料を見ましたが、「再生産の始まった1968年のものにごく希にクラウン・ペグヘッド・インレイのものがある」程度の記載しかなく、wanny503さんが言われるような詳しいいきさつなどは書かれていませんでした。

引用されている68年のレス・ポール・スタンダードの写真は、クラウン・インレイもなく、ロッド・カバーに何も刻印されていないものでした。m(_ _)m

ほかに何か参考になる資料はないか見てみます。
>>Believer 様

 さっそくにご返事ありがとうございます.以下のリンク先の 1968 Gibson Les Paul Standard goldtop guitar Re-introduction specs: の第2段落に,上掲のムックの内容とほぼ同じことが書かれています(ストラップピンの位置が外れていることも)が,501xx to 505xxx serial number range の部分だけは異なり,シリアルは 979688 と写真で確認できます.

 http://www.provide.net/~cfh/lpgold.html
16〜7年前の某ギターショウで3000ドルのオファーがありました。
当時大学生の身分ではそんな即金を用意できるはずもなく、眺めるだけでしたけど。
当時の相場からしても安いと思いましたもん。

代わりに700ドルくらいでマホネックのデラックス(改造アリ)を買って帰りました。


自分程度の者が当時にその存在を知っていたということは、リットームックの「THE GIBSON」に解説があったかもしれません。
ちょっと今手元に無いんで確認できませんが。
クラウンインレイのレスポール…

憧れの一本でした。

多くの資料の説明には
「68年再生産初期モデルの中には稀にクラウンインレイが入っているものがある。」

とあります。


しかし、以前どこかで読んだ記事の中に
「1966年の品評会に展示されたゴールドトップレスポールは注目を浴びた。」

とありました。


クラウンインレイは、この頃に入れたものではないかと推測します。

何故なら、レスポール氏と再契約した年は67年と言われていて、66年製となると契約違反になると考えられるからです。
そこで、彼の名前の代わりにインレイをあしらったのではないでしょうか?

御存知の通り、レスポールモデルはギブソンがデザインしたものですから。

トラスロッドカバーの文字は、個人名というより製品名として入っている気がします。

何か苦しい推測ですが…


ところで、俺のレスポールは、ヘッドに名前が無く、トラスロッドカバーに名前が入っています。

ヘッドストックもズングリしていて…

以前、友人の65年製SGスペシャルと比べた時、あまりにソックリなヘッドストック形状に驚きました。

確か、スピッツのボーカリストも同じのを持っていたと思います。


レスポールは、まだまだ謎が多いですね。
 皆さんご返事ありがとうございます.謎は深まるばかりですが,面白いですね.


>>たびー 様

 ヤフオクの出品者の話では現在の取引価格は200万円ほどだそうです.出品はトップ・リフィニッシュで80万円でしたが,あまり知名度がないこともあってか誰も手を上げませんでした.その価値については測りかねますね.


>>どんぞ〜 様

 野村義男さんは実際にムックに載ったものを見たことがあるのかもしれません.岩撫安彦さんのお店(ギタリックスだったか?)とかで.掲載のギターはパーツがゴールドですが,インターネットで拾った画像で見る限り他はそうではないようです.シリアルとあわせて,1965年特注の可能性はありますね.


>>ロックスター 様

 珍しいものをお持ちですね.再生産にあたって当初はレフト・オーヴァーのつき板を使ったけど,なくなってしまったのでクラウン・インレのものを流用したとか,当初はクラウン・インレイだったけど,シルクスクリーンを作り直したとか,何もない時期もあったのではないか,とかいろいろなことが考えられます.こればっかりは当事者の証言がないと何とも言えません.
昭和60年11月発行のhistory of electric guitarには、『68年バージョンのごく初期のクラウン・インレイの入ったタイプ』という説明で写真が1つ載っています。

わたしはクラウン・インレイのオリジナルビグスビーのレスポールを所有していますが、シリアルNoからみると69年です。

68年の初期のレスポールはクラウン・インレイもあるとの情報が多いようですが、実際に69年もあり、いろいろなタイプが存在しているようです。
>>full10 様

 おお! ついにオーナー様が現れました.差し支えなければ写真を拝ませてください.

 さっそく引っ張り出してみましたが,自分は『History』の写真とムックの写真は同じものだと思って,キャプションのほうは見落としていました.これもゴールドパーツですね.やや色が違いますがペグの向きなどからして同じ写真の可能性があります.当時はレタッチではなく鋏でジョキジョキのようですが.

 『History』も海外編は岩撫さんの編集なので,その間に他にも同じものが見つかったということでしょうか.ご指摘のとおり再生産の最初がクラウンでということではなく,混在しているようですね.

 http://www.mylespaul.com/forums/vintage-les-pauls/63519-crown-inlay.html
クラウン・インレイのオリジナルビグスビーのレスポールの写真です。
シリアルNo.5643○○、スモールヘッドGibsonのドットなし、デープジョイントなどから69年と思われます。
> full10さん


おお〜っ!

これは凄い!

今までのクラウンインレイレスポールの概念を覆す物的証拠ですね!


このコミュに入って良かったと心から思います!

素晴らしいコレクションを見せて頂き有り難う御座いました!
>> full10 様

 ありがとうございました.ビグスビーつきがあることはフォーラムで知りましたが,画像を見るのは初めてです.いい状態ですね.

 http://www.mylespaul.com/forums/vintage-les-pauls/6709-1968-1969-les-paul-standard-gold-top-question.html


*1965年モデルの初出は『YMMプレイヤー』No.181,1981年7月でした.「マニアック・ギター」のカラー化第1号だったそうです.
*>>11はミスで削除しました.失礼しました.
興味深い話ですね!

70年にはネックグリップが薄く変更されているのに54年リイシューだけ何故、木取りもグリップも違うのか考えた事がありましたが、妙に納得してしまいした。

もう一つ面白い記事を思い出しました!

写真は、ハートのギタリスト ハワード・リース氏所有の57年レスポールですが、前のオーナーが67年にネックを折ってしまい、ギブソンのファクトリーでネックの差し替えが行われ、リフィニッシュされた物だそうです。

ネックのグリップの感じから
「ES-335のネックだ!」
と彼は語っていました。


しかし、レスポールと335のネックでは互換性がなく、恐らくはレスポールに合うように加工したネックをセットし、67年当時のネックグリップに仕上げたのではと推測します。

考えてみれば、60年代のギブソン製品にはクラウンインレイが入っている機種が沢山あります。

プレーンな付き板が無かったのでしょうか?

このギターにも、しっかりクラウンインレイが入ってますね。
>>ホシノ 様

 なるほど.ヘッドのつき板しか考えていませんでしたが,ネックそのものの流用もありえますね.また,カスタム・ショップへのオーダーなら数が少ないので掌握されてないだけで67年製もありえます.


>>ロックスター 様

 ネック交換ですか.マーク・ボランはスタンダードのボディにカスタムのネックというのを使っていましたね.クラウン・インレイは同じクラスのSGスタンダードやES−335に使われていたので使用されたのでしょう.
> wanny503さん


同じクラス…

どうやら、それが正解に思えます!

色々な方の話が聞けて勉強になりました!
 以下のリンクはたびたび参照した The Les Paul Forum の Calling all 1968 / 1969 Les Paul Owners というトピの16ページにリンクされているものです.

 http://latesixtieslespauls.com/images/latesixtieslespauls_com.jpg

 これによりますと,クラウン・インレイは1968年の再生産の最初ということになりますが,1969年にも出荷されたことを否定はしないでしょうし,それ以前にも存在していたことも否定しないでしょう.

 ややトピから外れますが,オリジナルのトラピーズのレスポールにチェリー・サンバーストがあってびっくりしたことがあります.ブラインド・ボーイズ・オヴ・アラバマというコーラス・グループのギタリストが使用していたのですが,リフィニッシュ? このアルバムのリリースは1959年だそうです.
>>ホシノ 様

 ノンリバのネックに菱形ホールでしたね.ネックの使いまわしは昔テスコもやってましたわーい(嬉しい顔)(『ML』1973-11).
 上述の The Les Paul Forum で誰かが自分のクラウン・インレイが『The Gibson Les Paul Book』という本に載っていると書いていたので買ってみました.ちなみに正式には`thistle` Inlay というらしく,thistle はアザミのことでした.(パンケーキやボリュートの写真は無関係です)

 掲載されているカタログや広告はここ↓に(クラウン・インレイは確認できませんでした).

 http://www.vintageguitars.org.uk/gibLP68p1.php
 http://www.vintageguitars.org.uk/adDetails/251

 最後の写真はおまけで,1970年ぐらいにジョニー・ウィンターが使っていたゴールドトップです.ずっと1956年製だと思い込んでいましたが,1年前に出たDVDをよくよく見たら,クラウン・インレイではないものの,再生産初期のものらしいことが分かりました.他にも再生産初期のGTスタンダードを使用していたアーティストがいるかもしれません.
ジョニー・ウィンターといえば、黒のレスポールも使ってますね。

かなり古い写真ですが…(ゴールドなのかな…)


ユーライアヒープのケン・ヘンズレーは、ホワイト…

どちらも詳細不明です…


テッド・マッカーティがレス・ポール氏と契約する為に持って行ったプレゼン用のプロトタイプギターは、ローズウッドのブリッジが付いたサンバーストのレスポールだったそうです。


当時のギブソンですからダークサンバーストでしょうね。


先のサンバースト・トラピーズ・レスポールは、やはりリフィニッシュだと思います。

5年契約で、カラーはゴールドとなってますから…

それと、チェリー・サンバーストという発想が52年当時は無かったと思うので…

でも、P-90のサンバーストって良いですね!
>>ロックスター 様

 たぶん同じゴールド・トップだと思いますよ.ウッドストックの前に行われたセカンド・アルバムのセッションでも使用したそうで,写真は12月19日にジャニスのMSGでのコンサートに客演した際のものです.

 ケン・ヘンズレーのギターはヘッドが写っていませんが,下のがそうですか? そうだとすると,クラウン・インレイ使用の有名アーティスト発見第1号ですね.

 偶然ですが自分も一つ見つけました.1975年のレオン・ラッセルです.当時話題になった鼻水を垂らしている写真を探していたのですが.サンバーストでピックアップ・カヴァが黒です.

 ブラインド・ボーイズに驚いたのは黒人でチェリー・サンバーストだったこともあります.ゴールド・トップだと,トラピーズではマディ・ウォーターズとジョン・リー・フッカー,バー・ブリッジだとフレディ・キングの写真がありますが,サンバーストを使用している黒人アーティストは記憶にありませんでした.
> wanny503さん


レオン・ラッセルってデカイんですね!
レスポールがオモチャに見えますね…

しっかりクラウンインレイが確認出来ますね!


確か、レス・デューデックのレスポール(クラウンインレイ無しのデカヘッド)も黒いP-90でしたが、そういうのもあったんでしょうか?

混沌とした時代背景が感じ取れますね。

ケン・ヘンズレーの写真は写りが悪くて失礼しました。
下の写真は、ミック・ボックスのSGスタンダードでした。

ケンのギターにはインレイは見当たらないようですが、ホワイトがオリジナルだとしたら貴重かと思い掲載しました。

トピから外れてしまい失礼しました。


ジョニーのギターは、ずっと黒だと勘違いしてました。

納得の資料、有り難う御座います。
うぅーーん、久々にワクワクするネタで、興味深く読んでました。

けっこうヴィンテージは見てきたつもりですが、クラウンインレイ入りのレスポールはまだ見た事がないんです。
これ見ると、ギブソンはレスポールを61年〜68年の間でもちょこちょこ製作してたって事なんでしょうね。

黒いP90でサンバーストのレスポール、ジョー・ウォルシュがジェイムス・ギャングでWalk AwayをプレイしているBEAT CLUBの映像で見た事あります。オリジナルかどうかは判らないのですが。

UFOの初代ギタリスト、ミックボルトンはGTで黒P90だったような記憶がありますが、ちょっと曖昧です。
> きのさん


色々な方々の知識や記憶を拝借出来て、楽しいですよね!
25 ロックスターさん:

多くの方が、変わったギター(笑)に遭遇してるんですね。とても貴重な事だと思います。実際、60年代にはなんかミョーなレスポールが色々とあるんだってことがとても興味深いですね。

これも随分前のギタマガの記憶ですが、ジミー・ペイジの名前が入った68年製CUSTOM 3PUの記事を読んだ事があります。「ほんまかいな?」と思いましたが。日本のアーティストが所有していたとの記事でした。

一時期自分が所有していた68年 CUSTOMも、今考えるとアレッというギターでした。
ネックがリシェイプ〜リフィニッシュだったのでシリアルがなかったので調べようがなかったのですが、異様に軽いんですよ。68、69年製といえば、再生産STDでも非常に重いのが定石ですが…。また、トップのカーブも深いしネックアングルはけっこう浅い。

いわゆる試作とか超初期のものだったのかもしれません。

本筋の話から逸れてしまい、申し訳ありませんm(_ _;)m
> きのさん


トップのカーブって確かに深いのありますね!


一度試奏したデカヘッドの68年製は、スイッチの辺りからリアピックアップにかけての部分が通常より深かった記憶があります。


逆もありました。


ゴールドトップだとカーブの深さがモロにルックスに影響しますよね。


60年代のギブソンは深いですね!
>>M-KT 様

 すっかりご無沙汰です.こりゃまた凄いものを手に入れましたね.目がハート シリアルからするとこれも別注品なのかな.常に低予算の小生は,最近のデラックスでも買って載せ換えようかなどと考えていました.

 古い音楽雑誌をよく見ますと,クラウンインレイこそないものの,再生産初期のゴールドトップを使っているミュージシャンは結構います.こぞって買ったのでしょう.
 クラウン・インレイのデラックスってあるのですね.ついさっき知りました.というかうっかり見落としてました.あせあせ

 パーツをいくつか交換すれば再生産初期に見えますね.デラックスのミニハムはもともとP-90のカヴァを切ってエピフォンのミニハムを入れたものなので互換性があります.おそらくキャビティ底にはそれぞれ用のネジ穴計4つが切られた金属板が敷かれていると思われます.

 http://www.gibson.com/jp-jp/Divisions/Gibson%20USA/Guitar%20of%20the%20Week/Les%20Paul%20Antique%20Deluxe/
 画像を忘れました.追加です.上のリンク先からです.
 『Player』3月号を買いましたら,綴込のピンナップ(The Vintage file)が1968年製スタンダードでした.以前クラウン・インレイも紹介したと書かれていたので検索したら2008年6月号だったことが分かり,何とか手に入れました.

 写真中央がそのクラウン・インレイで,隣はカスタムです.他にテレキャスのペイズリーレッドとブルーフラワー,創刊40周年を記念した1968年製造ギターの特集だったそうです.

 写真右は2000年のデラックスを改造した1968年風.クラウン・インレイの突板は上から掛けてあるだけです.68年カスタム同様にクラウン・インレイも復刻して欲しいですね.
 昨年50周年で復刻されていました.わーい(嬉しい顔) サドルもしっかりプラスチックのようです.

 https://www.gibson.com/Guitar/CUSF1E569/1968-Les-Paul-Standard-Goldtop-Reissue

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