キリスト教の信者でもトピックを立てていいのかな。ホーリネス教会の日曜学校経由のカトリック信者です。洗礼はカトリックで受けました。
ホーリネス教会の日曜学校では、牧師に「カトリックは偶像崇拝をしている」と教えられてきました。
大人になってカトリック信者になった今、少なくとも日本では、牧師の言うことと実態が合っていないように感じています。
偶像崇拝の定義にもよりますが、たとえば仏像のように、ありがたやありがたやとその物体を祭り上げるのが偶像崇拝だと私は理解しています。
しかし、カトリック用品店に行けば、山積みのマリア像に赤札シールが貼られて特売になっていますし、阪神淡路大震災では倒壊したカトリック教会に残されたイエス像にシスターがヘルメットをかぶせて、「みんなが復興しようとがんばっているのだから、イエスさまも率先して働いているはず」とコメントしていました。もし本当に偶像崇拝をしているのなら、バチあたりな行為になるのでは。
カトリック教会にはたしかにイエスをはじめとする聖人像があるものの、祭り上げているわけではなく、むしろ外出中の働く人が家族や恋人に思いを馳せるときに写真を眺めるように、そこにあると祈りやすいからというだけの機能に感じられます。像そのものに何かのありがたみを抱いている人はあまり見かけません（歴史的・芸術的などの価値があるなら別）。
ブラジルだったかスペインだったか、情熱的なカトリック国では、マリア像を神輿に載せて練り歩くのをニュースで目にします。そういう国は、日本とは事情が違うのかもしれません。
もうひとつ、マリア崇敬については違和感があります。
イエスがこの世に人間として生まれたのは、たしかにマリアが天使ガブリエルの受胎告知を「わかりました」と受け容れたからですが、だからと言って、イエスにとても近いレベルにまで崇敬するのは、不思議な感覚です。イエスは神であり人ですが、マリアは人間です。イエスを生み育てるという大きな恵みを与えられましたが、人間です。
ある神父が信者とともにイエスに祈っていたとき、地震が起きたそうです。その途端、神父は「マリアさまに祈りましょう !」と言ったと、カトリックのある刊行物に載っていました。私は、そのとき強い違和感を覚えました。これは聖人崇敬にも通じる話ですが。
このコミュニティにいらっしゃるカトリック信者のかたに、偶像崇拝とマリア崇敬についてご教示いただけると幸いです。
もちろん、カトリック信者以外の方からのコメントも大歓迎です。
ホーリネス教会の日曜学校では、牧師に「カトリックは偶像崇拝をしている」と教えられてきました。
大人になってカトリック信者になった今、少なくとも日本では、牧師の言うことと実態が合っていないように感じています。
偶像崇拝の定義にもよりますが、たとえば仏像のように、ありがたやありがたやとその物体を祭り上げるのが偶像崇拝だと私は理解しています。
しかし、カトリック用品店に行けば、山積みのマリア像に赤札シールが貼られて特売になっていますし、阪神淡路大震災では倒壊したカトリック教会に残されたイエス像にシスターがヘルメットをかぶせて、「みんなが復興しようとがんばっているのだから、イエスさまも率先して働いているはず」とコメントしていました。もし本当に偶像崇拝をしているのなら、バチあたりな行為になるのでは。
カトリック教会にはたしかにイエスをはじめとする聖人像があるものの、祭り上げているわけではなく、むしろ外出中の働く人が家族や恋人に思いを馳せるときに写真を眺めるように、そこにあると祈りやすいからというだけの機能に感じられます。像そのものに何かのありがたみを抱いている人はあまり見かけません（歴史的・芸術的などの価値があるなら別）。
ブラジルだったかスペインだったか、情熱的なカトリック国では、マリア像を神輿に載せて練り歩くのをニュースで目にします。そういう国は、日本とは事情が違うのかもしれません。
もうひとつ、マリア崇敬については違和感があります。
イエスがこの世に人間として生まれたのは、たしかにマリアが天使ガブリエルの受胎告知を「わかりました」と受け容れたからですが、だからと言って、イエスにとても近いレベルにまで崇敬するのは、不思議な感覚です。イエスは神であり人ですが、マリアは人間です。イエスを生み育てるという大きな恵みを与えられましたが、人間です。
ある神父が信者とともにイエスに祈っていたとき、地震が起きたそうです。その途端、神父は「マリアさまに祈りましょう !」と言ったと、カトリックのある刊行物に載っていました。私は、そのとき強い違和感を覚えました。これは聖人崇敬にも通じる話ですが。
このコミュニティにいらっしゃるカトリック信者のかたに、偶像崇拝とマリア崇敬についてご教示いただけると幸いです。
もちろん、カトリック信者以外の方からのコメントも大歓迎です。
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コメント(307)
キリスト教において、イエス・キリストや聖母マリアの図像や立像が作られることは、ユダヤ教やイスラム教からも、常に偶像崇拝にあたるのではないかという批判がありました。これら3つの宗教が共に認めている十戒においては、偶像崇拝が禁じられているのみならず、そもそもいかなるものの像も作ってはならないとされているからです。キリスト教の内部においても、こうした批判を受けて聖像破壊論争が起こりました。
この論争を通して確立した考えでは、キリストや聖母マリアや聖人の図像や立像は、崇拝の対象ではなく、シンボル、ないし物語絵として認められることになりました（一方、そもそも目に見えない存在である神(父なる神)は、描くことができないという考えも確立しました）。
例えば、十字架につけられたキリスト像は、キリストの受難やそれを通して示された神の愛を示すシンボルです。この場合、十字架像に対して示される崇敬は、その物理的存在ではなく、それを通して示されている救いの出来事に対する崇敬なのです。聖母マリアの像も、聖母マリアが生涯を通して示した神への従順や、我が子キリストに対して示した慈愛、あるいは神から与えられた純潔などを示していることになります。こうした図像は、特に聖書を読めない、また耳で聞いても十分に理解できない民衆の教化に役立ったとされています（ただし、宗教学的に言えば、これらの図像が、目に見える崇拝対象を求める人間の心情に応える役割があったということも否定できないでしょう）。
一方、聖書にないことは認めない傾向が強いプロテスタント諸教会では、カトリックへの批判意識もあって、聖母マリアや聖人の像が置かれることはなく、十字架もキリスト像のない純粋にシンボル的なものが用いられるのが普通です。ピューリタンなどが、教会などに置かれていた聖像を破壊した痕跡は、今でもイギリスの古い教会に残っています。
https://jp.quora.com/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%A6-%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%A7%98%E5%83%8F%E3%82%84%E5%8D%81%E5%AD%97%E6%9E%B6%E3%82%92%E6%8B%9D%E3%82%80%E3%81%AE%E3%81%AF
要するにカトリックのイエス像やマリア像などはシンボルであって仏像のような崇拝の対象ではない。
判断の是非は各個人に委ねる。
この論争を通して確立した考えでは、キリストや聖母マリアや聖人の図像や立像は、崇拝の対象ではなく、シンボル、ないし物語絵として認められることになりました（一方、そもそも目に見えない存在である神(父なる神)は、描くことができないという考えも確立しました）。
例えば、十字架につけられたキリスト像は、キリストの受難やそれを通して示された神の愛を示すシンボルです。この場合、十字架像に対して示される崇敬は、その物理的存在ではなく、それを通して示されている救いの出来事に対する崇敬なのです。聖母マリアの像も、聖母マリアが生涯を通して示した神への従順や、我が子キリストに対して示した慈愛、あるいは神から与えられた純潔などを示していることになります。こうした図像は、特に聖書を読めない、また耳で聞いても十分に理解できない民衆の教化に役立ったとされています（ただし、宗教学的に言えば、これらの図像が、目に見える崇拝対象を求める人間の心情に応える役割があったということも否定できないでしょう）。
一方、聖書にないことは認めない傾向が強いプロテスタント諸教会では、カトリックへの批判意識もあって、聖母マリアや聖人の像が置かれることはなく、十字架もキリスト像のない純粋にシンボル的なものが用いられるのが普通です。ピューリタンなどが、教会などに置かれていた聖像を破壊した痕跡は、今でもイギリスの古い教会に残っています。
https://jp.quora.com/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%A6-%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%A7%98%E5%83%8F%E3%82%84%E5%8D%81%E5%AD%97%E6%9E%B6%E3%82%92%E6%8B%9D%E3%82%80%E3%81%AE%E3%81%AF
要するにカトリックのイエス像やマリア像などはシンボルであって仏像のような崇拝の対象ではない。
判断の是非は各個人に委ねる。
>>[274]
カトリックに限らず、プロテスタントでもイエスをイケメンの白人（たいていは背が高い）として描きます。クリスマスやイースターのカードに描かれるのは、みんなそう。正教会のイコンは、ちとタッチが違いますが。イケメン白人はプロテスタントの書店に売られているカードで確認したので、私の偏見ではありません。
イスラエル生まれの人種が、アルビノでもない限り、白人になるわけがないのに。肌は浅黒く髪は黒く、外で宣教行脚していたから強烈な紫外線でさらに肌はこんがり。シミもあったかも。背が高くイケメンだったなんて描写はどこにもないどころか、外見について触れていないあたり、もしかして残念な方だったかもしれない。
それでもイエスをイケメンの白人にするのはなぜか。美化したいんですよ。ブサで髭面のチビよりは、イケメン白人の方が絵になるでしょう。
同様に、若く可愛い女の子をマリアにすれば、絵になります。幼女バージョンの需要も一部にはあるかもしれませんが、犯罪につながる可能性があるからか、マリアを神殿に奉献したときの絵画などでしか幼女マリアは目にしませんな。
マリアは亡くなってすぐに天に挙げられて復活したとカトリックでは信じられています。しかし、絵画での姿は、亡くなったときの老婆の姿ではなく、どう見ても 20 代以下でしょってのばかり。ここでもまた美化です。
カトリックに限らず、プロテスタントでもイエスをイケメンの白人（たいていは背が高い）として描きます。クリスマスやイースターのカードに描かれるのは、みんなそう。正教会のイコンは、ちとタッチが違いますが。イケメン白人はプロテスタントの書店に売られているカードで確認したので、私の偏見ではありません。
イスラエル生まれの人種が、アルビノでもない限り、白人になるわけがないのに。肌は浅黒く髪は黒く、外で宣教行脚していたから強烈な紫外線でさらに肌はこんがり。シミもあったかも。背が高くイケメンだったなんて描写はどこにもないどころか、外見について触れていないあたり、もしかして残念な方だったかもしれない。
それでもイエスをイケメンの白人にするのはなぜか。美化したいんですよ。ブサで髭面のチビよりは、イケメン白人の方が絵になるでしょう。
同様に、若く可愛い女の子をマリアにすれば、絵になります。幼女バージョンの需要も一部にはあるかもしれませんが、犯罪につながる可能性があるからか、マリアを神殿に奉献したときの絵画などでしか幼女マリアは目にしませんな。
マリアは亡くなってすぐに天に挙げられて復活したとカトリックでは信じられています。しかし、絵画での姿は、亡くなったときの老婆の姿ではなく、どう見ても 20 代以下でしょってのばかり。ここでもまた美化です。
>>[282]
いや、まさにそーゆー効果を狙って、カトリック教会は荘厳にしてる。
ステンドグラスは聖書を読めない信徒（昔のカトリックの聖書はラテン語ですからな）に内容を分かりやすく伝えるために発達しましたからな。
プロテスタント、それも後期に発生したグループになればなるほど、簡素化している。
〉聖書から
まー、分からんではない。
僕が昔通っていたルーテル教会で、ある信徒が回心した経緯を語ってくれたが、
彼は元々無神論者（僕ではない）で、進化論の信奉者だった事もあり、
論破してやろうと聖書を読み始めたらしい。
しかし、それで何故か回心して受洗に至ったそうな。
因果関係がよく分からないので、僕は彼に何度も聞き直したぐらい。
だから、まあ、「テキストが読む人に霊感を与える」つー、プロテスタントの信仰通りに行く人も中にはいるし、
まあ、いかない人もいるんだろうし、
それこそ人それぞれ。
いや、まさにそーゆー効果を狙って、カトリック教会は荘厳にしてる。
ステンドグラスは聖書を読めない信徒（昔のカトリックの聖書はラテン語ですからな）に内容を分かりやすく伝えるために発達しましたからな。
プロテスタント、それも後期に発生したグループになればなるほど、簡素化している。
〉聖書から
まー、分からんではない。
僕が昔通っていたルーテル教会で、ある信徒が回心した経緯を語ってくれたが、
彼は元々無神論者（僕ではない）で、進化論の信奉者だった事もあり、
論破してやろうと聖書を読み始めたらしい。
しかし、それで何故か回心して受洗に至ったそうな。
因果関係がよく分からないので、僕は彼に何度も聞き直したぐらい。
だから、まあ、「テキストが読む人に霊感を与える」つー、プロテスタントの信仰通りに行く人も中にはいるし、
まあ、いかない人もいるんだろうし、
それこそ人それぞれ。
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