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連携医療コミュの質の格差をなくすこと

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「標準診療計画書というのは、質の格差をなくすことに役立つのですか???」

2番目の質問です。

病院で使われているクリティカルパスは、日本語に簡単に直すと「標準診療計画書」

標準ですから、すべての患者さんに絶対当てはまるというものではありません。標準的に当てはまるという意味です。

標準的に入院何日目に○○という検査をするとか
○○という看護行為をするということが
クリティカルパスを作る段階で
関係者で話し合って決めますので、
A医師が担当でもB医師が担当でも
同じ病院、同じ病気、同じ治療法であれば
同じ質を保つことができます。

もちろん、その治療方法を
あまりよくない方法を選択して標準化とすると
悪い結果が出るので
その病院の中で最も良い方法を
標準として、選択する必要があります。

そのことで
異なる医師が対応しても
異なるナースが対応しても
同じような結果が限りなくでるようにと考えられています。

医療や介護の世界を
皮肉る言葉として
「経験と勘による医療(介護)では、科学的ではない」という
言葉があります。

スタッフによって
同じ医療行為を行なうのに
あまりにも差がありすぎるのは、まずいですよね。

例えば、
A病院では、胃がんで入院して2日目に手術ができるのに
B病院では10日目に手術が行なわれる。

その差があるだけで
8日間も入院日数に差がでます。
日本の医療費はもちろん、赤字。

外来で、手術前の検査ができるのであれば
できる限り外来で検査をして、
手術前の入院日数を減らした方が
医療費が少なくてすみます。

このような方法をつかって
標準化し、質の格差もなくし、
医療費も削減しようということです。

そのためには、もちろん
クリティカルパス以外の方法もありますが、
現在では、クリティカルパスが最も
有効な道具だと病院業界で認められてきているのです。

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