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防災士コミュの防災学原論

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こんにちは、

他のコミュでも紹介させてもらったのですが、防災に興味がある、または防災について勉強しているという人に是非読んでもらいたい本が来月和訳され出版されるそうです。

原書はベン・ワイズナー著の "At Risk: Natural hazards, people's vulnerability and disasters"。 2004年に出版された第二版が、「防災学原論」として訳されています。
防災という共通のテーマについて著者を含めた三人の専門家がそれぞれの観点から語るという内容です。
第一部は紹介、基礎、問題提示。
第二部は自然災害(飢饉、洪水、火災など)について。
第三部は安全、安心な環境創りについて。

どの章でもタイトルに含まれている脆弱性(vulnerability)がキーワードとなっています。基礎には災害の減圧、加圧の関係を示すモデルなども含まれていて、とても丁寧に防災って?という問いに対しての答えが説明されています。どの部にもケーススタディが紹介されていて、特に三部の安全、安心な環境創りでは他国の防災への取り組みの紹介を通し自国の防災について考えさせられます。

紹介や説明(what)だけでなく具体的な対応、指針(how)も書かれているので、上辺だけの防災対策や「自分の身は自分で守る」といった考え方は捨て、もっと広い視野をもって防災に向き合っていくべきだと再確認させてくれる本だと感じました。

原書(英語)はGoogle Booksで公開されていて少し立ち読みできるようになっています:
http://books.google.co.jp/books?id=69l45ZzhK1wC&printsec=frontcover&dq=At+risk&hl=ja&ei=HkLMTM_JLIvMuAPn_Oj2Dw&sa=X&oi=book_result&ct=result&resnum=1&ved=0CCwQ6AEwAA#v=onepage&q&f=false

かなりボリュームのある本なのですが、お値段のほうもボリュームがあります。なので私は図書館の買って欲しい本リストに書いてねだってみようと思います。

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