社団法人　東京青年会議所コミュの５月例会を終えて

「環境と経済が好循環する持続可能な社会の構築」
是が”徹頭徹尾”我々のスローガンであります。

で、東京がそれらを実現する為には、今の社会インフラの
焼き直しでは継ぎ接ぎシティになってしまう。
ここは一つ、がらりと都市の様相を変えてしまうやうな
切っ掛けが欲しいところだね、と。

そこでオリンピックを招致する事によって
環境都市整備なるものの実現を後推ししようということ
になったわけです。

折りしも東京は１０年後の東京を見据えたインフラ構築
を謳っているし、その主幹デザイナーは安藤忠雄だし、
石原都知事も再選果たしたし、好条件揃踏み。

そうとなれば（ＪＣメンバーだけでなく、一般の方々も
招致する）オープン例会そのものの場をどうしていくか、
いろいろな議論があった。

結局、コムヅかしいことに拘らず、
“オリンピック東京に来たらいいよね！”
が伝わるシンプルな構成でいこうということになった。

それは我々はＪＣだから、青年経済人としての
「イイタイコト」がいっぱいあるけど、ここは一つ
イヴェントに終始しようとの結論に至ったわけです。

「イイタイコト」を徹底的に抑えてイヴェントに終始する。
こんなアプローチの仕方もあるのだと。
ＪＣそのものがもっとマスコミに露出していかないと
「イイタイコト」を叫んでいても誰も振り向いてくれない。

そして、一般の人たちに説教臭くならないやうに
本質であるところの
「これから、誘致していくために僕たちは何をしていくの？」
「誘致できた時、どのような東京を目指すのか？」
の議論はこれからゆっくり始めたらいいと思います。

今回はお祭り騒ぎで宜しいのです。
本質は地下脈として悠々と流れています。

特に今回は学生達にもかなりの部分手伝ってもらった恩義
を「イイタイコト」含めて継承していけたらと想います。
１言えば１０判ってしまう連中で、なんとも末恐ろしいです。

今回に関しては
「本質」にも「見せ方」にも賛否両論でることを実は
期待してるし、議論が尽くされるべきだと思います。

とにかく一石を投じ続ける事も役割ですもんね。
参加された方お疲れ様でした。

石原都知事曰く「とにかく夢をみないか。」
松本理事長曰く「未来の子供たちのために都市再生を。」
大黒摩季さん曰く「日本が誇れる平和を世界に示そう。」
　
まさしくこの三つが言いたかった。