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『論理哲学論考』を読むコミュの3・1〜

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『論理哲学論考』の3・1以降を読みながら、
自由に思ったことを語り合いましょう。

コメント(3)

私たちの思考は命題に変換されなければ、自分にとっても、あるいは他者に向かっても、ちゃんと知覚可能なものになっていない。
霧の中に浮かんでいるような曖昧で消えてしまいそうな思考を私たちは命題として形にすることによって初めて、ああ自分はこんなことを考えていたんだとはっきりわかるようになるし、他者からもはっきりとわかるようになる。
個人の頭の中でうごめいている思考は命題という記号によって表現されることで初めて明確なものとして自分にも他人にも認識しうるものとなる。
その思考はそもそも世界を写しとろうとしているわけだが、頭の中のあやふやな思考にとどまっている限りは世界の像もまだあやふやなものにとどまる。
命題記号によって表現されてこそ、世界像ははっきりとした詳細なものになってきて、それを現実と照らし合わせることによって自分が思考していたことが真であったか偽であったかも明らかになる。
命題には世界そのものは属しはしない。現実そのものは納めとられているわけじゃない。
ただ世界を表現できている可能性、現実を表現できている可能性が含まれているだけだ。

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