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長久手まちづくり研究会コミュの第5次総合計画 基本計画 パブリックコメント

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長久手町企画政策課御中

募集に対し意見を応募します。

第5次総合計画基本構想に対する意見 (全3ページ)
1)基本構想の提示に追加したい内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2)万博の理念の解釈について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
3)あるべき町の姿を論じていこう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2〜3
第5次総合計画基本構想に対する意見

1)第5次総合計画の実施期間に起こりうる日本社会での大きな変化は、景気の停滞、地方分権の進展との人口の減少だと考えられます。

今回町が提示した第5次総合計画の基本構想の案では、成長し続ける町、万博の理念継承、リニモを生かす事が策定のポイントの中心になっています。これらはすぐに着手すべきことや、または既に推進していることを述べているにすぎないと思われます。

経済の環境の変化を予想すれば、グローバルには信用拡大の結果が不安な未来を予想させ、原油、希少金属等の枯渇資源の奪い合い、気象変動の結果の水資源の枯渇から農産品の不足すなわち食料の不足等が予想されます。長久手町の総合計画を見直す段階では、面積に限りが有る我が町で、成長し続けるとだけ言い放つのでは無く、いかに財政のバランスを保つのか、開発がもたらす維持経費の増大を警戒すること等が必要です。

変化する環境の中で持続可能な仕組み作り、地方分権における重責に応え信頼される行政運営のありかた、地方自治と住民主権のあり方の検討が中心となるべきであろうと考えます。今、目標とすべきポリシーは、地域の開発を確定する宣言ではなく、来るべき困難な時代への備えや真の住民参加のありかたの検討に時間をかける時期なのではないかと考えます。今は、地方自治の時代に備えて未来に負担を増大させない為の各種の情報の収集と情報の共有を住民と行政がすすめていくべき時ではないでしょうか。

2)万博の理念の解釈について

基本構想では「万博理念を継承したまち」としています。
町では万博のどのような理念を継承するつもりかを、構想案のなかに明示すべきであります。万博の理念を継承を自然の景観をのこし、環境に配慮した営みを行うというのであれば、分かりやすいのですが、一方の開発計画に関して自然環境の喪失に対する配慮、財政的なバランスをどのようにするのだろうかとの疑問を持ちます。

ちなみに愛知県では、海上の森の保全に関わる事業募集の折に下記の発表をしています。
そこでは、
〜愛知万博の理念と成果の継承を目指して〜
平成19年8月30日(木)発表 愛知県では、愛知万博の理念と成果を継承し、人と自然の共生を軸とした新たな地域社会の形成に努めることとしております。特に、博覧会の原点である「海上の森」につきましては、愛知万博記念の森として適正に保全するとともに、森林や里山に関する学習と交流の拠点として活用し次世代に引き継ぐため、人と自然の豊かな関係づくりを目指した、「あいち海上の森条例」を制定し、県民始め幅広い主体の参加と協働により森林整備や里山再生のモデルづくりを進めております。
としています。明確にその目標をのべて齟齬の無い説明となっています。

万博に関する私の解釈と町のありかたに関する提案

万博の解釈
万博には多くのセクターが関わり、夫々が自分自身の立場で、夫々の万博理念を捉えたのではないでしょうか。当初のエココミュニティというスローガンはどこに消えてしまったのでしょう。生物の生息環境を守ることの大切さに押し切られ会場が変更された万博。そして市民参加が決まり、その成功。大交流を通じて、文化の多様性、多様な価値観が議論され、折しも地球温暖化の顕著な現象が現れ始め、人間の科学の進歩が自然を経済資源として消費してきた事の反省の時期にさしかかったことも万博の交流を通じて明確にされてきた事柄であります。万博の折、自然の叡智(共生)を学ぶとしましたが、広げて自然からの収奪を拡大する人間の活動の反省まで感得され継承されるべきではなかったでしょうか。一方は各セクターの多様な価値観も認めざるを得ず、それらをどのように引き継いでいけるかが問題であったはずです。

現在地球上では、経済的な危機、地域紛争も絶えず、長久手町の総合計画の策定にあたり自らの持続の可能性に関する戦略ポリシーを作り出し共有する必要があると思われます。わが町はその人口規模には関わらず、財政危機のない、開発と自然の保全を両立させた持続可能な形を先進的にとりいれた他の市町村の手本となるべき町だと思われます。広い空と美しい空気を味わえる美しい町を大切にそだてていきたいと思います。

万博の理念継承とリニモの活性化は直接関係がないことは明らかです。万博の紆余曲折の経緯から残されたリニモを育てることは町にとって大切であることには間違いありません。その活性は始点と終点を他の地区に持つ隣接する地域の活性と協力がその鍵を握っているものと思われます。 リニモの活性に注目するのは、わが町の目指すべき雄大な理想の一部分であり町のありかたの全体をとらえていくことが大切と思われます。

理念として継承されるべきことは、現代社会に関する反省をふまえて多様な価値観をみとめながら、自然回帰、人間性の回復、女性の役割りの見直しなど、社会の営みにかかわることが多いのではないでしょうか。住民が心から納得できる求心性のある目標と表現が欲しいところです。



3)あるべき町の姿を論じていこう

目指すべき町のたたずまいは:
町の姿、未来のあり方を議論するとき、良い町とはどんな町かを先に考えていく必要があると思われます。そこに居住している住民にとって、また、他府県からの訪問者に対し、町の印象はまずその風景に代表されます。景観は野放しにされる事無く町の未来への財産として官民一体で築き上げていかなければならない。落書きが町を汚すように、違法建築、違法看板が看過されてはならず、行政が取り締まりや、法令遵守を指導しなくてはならない。イタリアの農村地区の風景、パリの町並みは確固たる法律と行政の力によって築き上げられたものであるのです。中断している景観計画の完成を急ぎ、開発と自然の保全が同様の注目度をもってバランスされ人の住む空間価値の高い町に作り上げていかなければいけないと思います。そのような視点は当然総合計画に盛り込まれていくべき事柄であります。数多くの高邁な条例を策定したわが町はその条例の遵守をおこなわせるべきであります。また、委譲を受けた権限は責任でありますから行政は不法を見逃さず法を執行し、美しいたたずまいの町を目指していきたいものです。景観計画の視点が不足です。

まちの営みはどうか:
町の善し悪しは単にその風景にとどまりません。町内での人と人、行政と住民の活動と関わり方が大切です。犯罪や不正の無い町、昔ながらに家族が子供達を育て、社会に貢献する人になる事を正しいことと教え伝えていける環境づくり、住民同士が相互に知り合い生活をかばい合う、行政は住民の悩み事に気軽に相談に乗ってくれるそんな町の通常の営みが阻害されるような要因を排除していく仕組みがなければならないと思います。祭やイベントのあり方も、地域住民が楽しめるイベントや、伝統保存に深く関わっているグループ、芸術の領域とそれを趣味としての文化活動が、それぞれに主体性を持ち持続的な運営がなされ、それを行政が手助けしてゆくということが正しいのではないでしょうか。そんな健やかな営みの持続できる町のしくみを計画していかなければならない。祭りは居住する住民の総意によってのみ育つものであります。一過性のイベントと区別して行政はそれを守り育てなければならない。そして今後は、すべての施設の建設にあたっては、事前に地域住民に対する説明と、利用面におけるソフトの検討が先に行われるべきで建設終了後の保全や活動の推移によるサポートや既得権益の排除、透明性に関しても行政は目をくばる必要があると思います。そんな住民と行政の関係が正しいまちの営みのありかたです。

信頼のおける行政のありかた:
日本の国のレベルでは、厚労省、国土省など行政への信頼を揺るがせる事例がでてきています。
地方自治を国が押し進めようとするとき、地方自治体は与えられた権限の範囲で、住民に対する最大のサービスを行わなければならないないのは当然ですが、まず信頼のおける行政である必要があります。安易なプロセスによる事なかれ主義でなく、住民が望むものをバランスよく見極め、権限と責任を果たし、行政が住民からはなれて望むものを冷静に縮小していく必要があります。行政に与えられた役割りは住民の生活の未来に対する責任であります。行政の独走により財務的に破綻した町もあことであるし、進路を間違えれば住民の未来に苦しみを押し付ける事になります。住民が行政に望んでいるのは、公平な課税と透明性のある支出そしてポリシーの説明です。その作り上げるポリシーと遂行を任せられる行政と、それを継続できるシステムを作り上げることが今回の基本計画策定の時に重視されるべきだと思います。

以上

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