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文庫本愛好会コミュの☆8月の課題図書☆

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遅ればせながら8月の課題図書を決定致しました。

「重力ピエロ」 伊坂幸太郎 新潮文庫 ¥660
「愛がなんだ」 角田 光代 角川文庫 ¥500

夏休みシーズンということでボリュームアップ。
今月はこの2作品で行きたいと思います。

課題図書トピックでは月替わりで作品を決定し、感想や意見の交換を行っています。内容だけでなく、あとがきや解説、装丁などどんな事について書いて頂いても構いません。また今月は2本立てですが、感想はどちらか片方のみでも、もちろん両方でもOKです。どうぞお気軽にご参加下さい。

課題図書の決定は、前月の課題図書トピックに参加いただいた方の中から管理人の独断と偏見でお願いしていますが、もちろん拒否も出来ますのでご安心を。今月の課題図書の決定はぱんどらさんにお願いしました。ご協力感謝します。

コメント(8)

「愛がなんだ」たった今、読了しました。軽めの一人称で読みやすかったもんで一気に。主要な登場人物が同年代なので色々思うところのある作品ではありましたが、勢いで感想を書いてしまおうかと思ったのですが、とりあえず保留して「重力ピエロ」行ってみます。三日くらいでいけるかな? そんな余裕ないかな?
『重力ピエロ』

設定や内容は割りと重い感じなのに、語り口が軽妙であまり重さを感じません。重力を感じさせないように書かれています。

内容は、グラフィティアートと放火の関連性を追う話ですが、血の繋がりだけではない家族の絆の話でもあります。あったかいです。

ただ、個人的には盛り上がりに欠けた気がします。それが狙いなのかもしれませんが。あと、ミステリと呼べるかは微妙かもしれません。

中々楽しめました。仙台に行ったことがあれば舞台が想像できてより楽しめたかも。
「重力ピエロ」面白いなあ・・・。まだ読み始めたばかりだけど。
「重力ピエロ」
面白い!
先が読みたくて眠れなくなる本はたくさんあるけど、先が読みたくて朝早く目が覚める本というのはめったにない。
今回はそのめったにないことがおきました。
私はミステリーは苦手だと思っていたのですが、これは、遺伝とか遺伝子とかDNAとか、個人的にとても興味のあるテーマだったのもあり全く違和感なく入りこめました。
もちろんそれだけではありません。
とにかく会話が本当に面白かった!
春と泉水、その父、探偵…テンポがよくてキレがある。
頭のいい人の話って面白いと思うのですが、そういう人達の会話を横から聞いたような面白さだと感じました。
小さなエピソードの一つひとつも、後に出てくる別のエピソードと絡み合って、読むうちに「あっ!」「おっ!」…と胸のうちで合点し、パズルが嵌まるような気持ちよさを味わいました。
時々出てくる母の思い出、面影も欠かせないものだと思います。
昔何かの本で「現実のサスペンスはドラマみたいにもっともらしいシーンの中で起きるのものではなくて、例えば殺人事件の現場ではテレビから踊るポンポコリンが流れていたりする」というような記述を読んだ覚えがあるのですが、この本を読みながらそんなことを思いだしたりもしました。
例えば殺人を犯したあとだというのに、落書きした家主へのお詫びに銘菓「萩の月」を持たせるとこなんか、かえって話がリアルに浮き上がる感じがしました。
遺伝子のしがらみと育った環境が生み出した人格。兄弟それぞれが抱え続けた内なる葛藤との決着。「生きる為に殺す」という結末。テーマの重さと計算された物語と言葉の運び。
もっと読みたい、と思い同作者の「オーデュボンの祈り」を購入しました。楽しみです。

「愛がなんだ」も読みました。
私にももちろん片思いや恋愛の経験がないわけではないのですが、こちらは全く同調するところなく読み終わってしまいました。
いい大人としてどうなんだろうなぁ〜と…。
賛否の溝は埋められないとぱんどらさんもおっしゃっていましたが、確かに埋まりませんね。
これがもう少し若い子の「恋ばな」なら一途さが可愛いかったかもしれませんね。
自分の恋愛観が露呈すると気恥ずかしいのでこのあたりで(笑)

夏休みらしいいい本に出会えました。
九月も楽しみにしています。

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