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文庫本愛好会コミュの☆11月の課題図書☆

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11月の課題図書を決定しました。今回は少し早めの発表です。

「無名」 沢木耕太郎 幻冬舎文庫 ¥533+税

沢木氏はノンフィクション作家として有名で、今回の課題図書に決定した「無名」は作者の父親を題材にしたノンフィクション作品です。課題図書初のノンフィクション作ですが、なかなか面白そうな作品です。

課題図書トピックでは月替わりで作品を決定し、感想や意見の交換を行っています。内容だけでなく、あとがきや解説、装丁などどんな事について書いて頂いても構いません。読後感だけじゃなく、読前感(?)なんかも歓迎です。特に期限は設けていませんので、過去の課題図書トピックも含め、どうぞお気軽にご参加下さい。

課題図書の決定は、前月の課題図書トピックに参加いただいた方の中から管理人の独断と偏見でお願いしています。今月の課題図書の決定はtomatoさんにお願いしました。ご協力感謝します。

コメント(5)

こんにちはtomatoです。
11月の課題図書選定のお手伝いをさせていただきました。

実は私もこの作品は未読です。
沢木耕太郎は今から12、3年前に「深夜特急」を読んだのが初めてで、以来、何度も再読を重ねてきました。
自分では、きっとこの作家は好きだろうなとは思ってきたのですが、どういうわけか他の作品は気になりながらも読んだことがないのです。本当に、自分でも不思議なんですが(笑)

「無名」か「壇」かと考えたのですが、作者自身の父親を題材にしているというこちらの作品を選びました。
誰しも親がいて、どんな形であれ、たいていの人は親と係わりながら生き、いつか看取る日がくる。
どのような作品なのか分かりませんが、何か、思うところが残るであろうことを期待し、これから読み始めようと思っている次第です。

皆さんからもいろいろ感想が聞けたらうれしいです。
よろしくお願いします。
読みました。
父と息子との関係としては特殊ですよね(まぁ世間一般の父と息子の関係なんて言うのは正確にはわかりませんが)。自分と父とに照らし合わせながら読んでると、色々なことが正反対で面白かったです。にも関わらず、どこか父親という存在の漠然的な意味のようなものが共通している様にも感じました。

一度、父とゆっくり話をしたいと思わせられる本でした。
やっと読み終わりました。

私も深夜特急を読んで以来だったんですが非常に読みやすかったです。
自分で推薦しておきながら、気付けば月が変わってしまいました。

帯に「息子はどのように父を見送るのか?」とあったので、
お父さんが生涯を閉じるまでの沢木氏とのかかわりの話で、
父を看取ったところで話が終わるものだとばかり思っていました。
私の勝手な先入観と言うか読前印象でした。
最後まで読んで「見送る」のニュアンスの捕らえ方が違ったなと思いました。
お父さんが亡くなった後、生きてきた父をどんな形で「見送った」か、見送るために最後の日々をどう過ごしたか、という話だったのだと思いました。

お父さんに話を聞いておかなくては・・・と焦る気持ち、胸に迫るものがありました。

私の両親はいわゆる団塊の世代より少し若いくらいで、まだ現役なのですが、離れて暮らしており、年一度くらいしか会いません。
最近流行りのメタボリック症候群が心配な父とやたらと心配性の母で、たまに帰省して実家で過ごす間は、年を取ったなぁと思うことはあれど、まだ老いて、臥せるかもしれない将来、その先を深く考えることはありません。しかし、実家からの帰りにはいつも「あと何度こうして元気に会えるのかな」なんてセンチな気分になるものです。そして、今のうちにしておかなくてはならないことがあるような、し忘れていることがあるような、そんな気分になります。
その気持ちと、沢木氏の焦る気持ちがリンクして、胸がざわざわしました。

解説については、皆さんはどう思われましたか?
私は正直言って、あまり意味がわかりませんでした(苦笑)

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