言語聴覚士コミュの老健STとして

はじめまして。
STとしてまだまだ未熟な4年目ですが、去年老健に就職しました。
ST導入、1人職場でかなり不安もありましたが、なんとか一年半勤めてきました。

個別担当性の為、通所リハのフォローでできる限りの事をやってきましたが、
PTの主任さんに、STはどこまで運動フォローを頼んでぃぃの？と聞かれました。
生活機能へのアプローチでは、基礎運動学の知識が乏しい為、独学です。リスク管理の事や評価、訓練に関して限界があり、どこまでという線をどこで引けば良いのかわかりません。
STとして、リハを行なうとフォローとはずれてしまいます。
老健で個別担当性で、PT.OTフォローをされている方々はどうしていらっしゃいますか？
STの老健における症例発表は多くみていますが、生活機能へのSTを超えたアプローチについてはやはり文献が少ないです。
どのようにされているか教えていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。

コメント(6)

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[2] mixiユーザー 08月10日 00:05

>>[1]
お疲れ様です。
私は、回復期、急性期を経験し、老健＆デイにパート再就職して２年目になります。
経験年数ばかりくってますが、初体験の老健での仕事。私も日々手探り状態で働いています。

当施設は、私が入る３年前に前任者が辞め、ほぼ立ち上げ状態で始めました。
他職種はPT６、OT２とかなり恵まれた環境です。
参考になれば・・・

PT/OTのフォローについては、
・積極的リハでなく、維持レベルの方　もしくは、ひたすら活動量を増やしたい廃用傾向の方(笑)
・マッサージ等の下準備が必要でない方
・リスクが少ない方（心疾患・呼吸器疾患・膝腰等の痛みが出ない）
で
・認知機能の維持に運動が効果的と考えられる方（単純に脳血流をあげるという観点で）
・歩行・活動等の能力を維持することによってQOLが上がって認知機能の維持・向上につながる方（全員当てはまるというえばそれまでですが・・・）

という線引きをしています。

運動・活動をしていただきながら「認知」や「高次脳機能」、「脳全般の働き」を見ているという感じでしょうか…。
体操をしたり、アクティビティをしたり。やっていることはPTやOTと表面上は同じになりますが、
STらしい視点からその方を捉えて実施していくことで、違ったアプローチになってくると思っています。

ちなみに、真由美さんの施設では、認知症短期集中リハビリの利用者様はOTさんの担当でしょうか？
私の担当の割合は、マネ５：短期２：認短３という感じ。
その内いわゆるSTらしいお仕事は１．５割程度です(笑)

長文になりましたが、
高齢化のすすむこのご時世、老健STも人口が増えてきているはず！
少しずつ情報交換ができれば嬉しいです。

[3] mixiユーザー 08月10日 21:54

はじめまして。
老健勤務１１年目の者です。

職場は常勤換算でPT４名(通所リハ専任１名含)、OT７名、ST１名です。
ST対象者への個別訓練以外では、要介護度が重い全介助レベルの方々へのベッドサイドでのROMや認知的刺激入れ、OTやPTと共同で音楽活動を中心とした集団訓練、転倒リスクの少ない方の歩行訓練(施設内の屋外歩行も)、車椅子上でも可能な座位体操や平行棒内立ち上がり訓練の集団訓練等様々で、その中でST的な視点も持ちながら実施するようにしています。

また、リハビリ実施後に自主課題として訓練室に残っておられるご利用者たちの、計算・塗り絵等の机上課題を各職種共同で見守る等もしています。

認知症短期集中リハは、ST、PT、OTみんな担当しています。短期集中リハと認知症短期集中リハを連続して行う方では、短期集中をPT・OT、認知症短期をSTが実施という流れを取るケースもありますが、ケースによってはSTで短期集中(身体面アプローチの方も)と認知症短期集中を連続して担当することもあります。フロア毎の担当のPT、OTが基本的には関わっていますが、その日の出勤体制も加味しながら、ＰＯＳ協力して実施している状況です。

あとは、経口維持加算Ⅰ,Ⅱを取得していますので、ミールラウンド等の実施をしています。

以上、ご参考になれば幸いです。

周囲でも少しずつ老健STが増えている気がします。今後とも情報交換出来ましたら幸いです。

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