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森毅コミュの森毅と私

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大学に入ったばかりの頃、友人方「森毅」の名前を聞いた時、それが誰を意味するのかさえわかりませんでした。今から20年近く前のことです。そもそも読書にさえ興味がなかったのです。ある事情により、本を読むことになるだけでなく、批評を書くようになりました。詳しい事情は以下を参照。
http://hpcunknown.hp.infoseek.co.jp/unpublished/hpc.html
それと共に、森さんの本も読むようになりましたが、当初は物足りませんでした。もっと骨太か、勢いのある気風のいい文章に惹かれていたのです。それが変わったのは、原稿用紙100枚を超える批評を書くようになってからです。長いのを書くようになると、ぬくところがないと、作品が単調になってしまうし、第一、読むほうも飽きることに気がつくようになりました。
転調を目的にして森さんを引用し始めたのですが、だんだん思想家としての森さんの力がわかってきたのです。森さんは吉本隆明や江藤淳、山口昌男、蓮実重彦、柄谷行人、浅田彰、中沢新一といったかつての流行批評家をはるかに凌ぐ認識の持ち主であり、今では、森さんの作品を大量に引用して、森さんがいかに素晴らしいかを批評で訴えている状態です。特に、ポストモダンや9・11のような大きな出来事や事件、現象を扱うときに、森さんの認識の的確さに驚かされます。
けれども、かなり著名な編集者でさえ、森さんを小粋な文章を書く雑文家と見ているのに驚きました。作品内での引用に興味を覚えた彼らから、その際、どれがお勧めかを尋ねられるのですが、これが困るのです。しょうがないので、同時代の現象に対する発言の方が身近に感じられると思い、たいていは最新刊を勧めることにしていますけれど、これがあまりぴんとこないようで、やっぱり長いのを書く前の私のような感覚なのかなあとどないしたらええんやろと悩んでいます。

コメント(28)

最近、森さんの本から引用する際、森さんの漢字とかなのバランスとか言葉遣いとか本文を確認しなくてもわかるようになっている。「中」という漢字は使わないで、「なか」とかなにしたり、語尾の「ない」ではなく、「しれぬ」のように、「ぬ」をわりに好むといった具合に。しかし、こんなことができても、ほかでまったく役に立たぬ。
そうですか。あれ、確か、中公新書ですよね。面白いですよねえ。私の妹は、昔、それを読んで、「日本の受験って意地が悪いの?」と言ってました。
〉入試を「ケッ」と思うような心構えは現在でも必要ではないかと

おっしゃる通りだと思いますよ。あれは一種の駆け引きですからね。
でも、受験生だとなかなかそうはいかないんでしょうね。私は、昔、大学入試の試験官を2回したことがあるんですけれど、空気が張り詰めていて、その場にいると疲れるんですよ。10分持たないんですね、試験官のほうが。
「数学受験術指南」は、その昔受験生だった頃に、かなり読み込みました。受験だけじゃなく、その後の人生の解毒剤のような本でした。
萬坊SON さん
〉受験だけじゃなく、その後の人生の解毒剤のような本でした。
まったくおっしゃる通りです。
はじめまして、森さんの後輩(?)に当たります(ω)
森さんの本はたくさん読みました〜ってかあの人と同じ「位相解析」に興味を持って勉強中の大学院生です!
位相フェチの方(特に氾弱位相好きの方)のマイミクは大歓迎ですよ〜一緒にBanach spacesについて語りましょう!あとCohomology と実解析の可能性についても!
laughting manさん:
いらっしゃいませ。こちらこそ、よろしくお願い致します。
昔、出版されていた『位相のこころ』がちくま学芸文庫から再版されています。購入したものの、未だ読んでいません。お読みになりましたか?
読みましたよ〜後半は結構高度な内容ですね〜ベクトル解析お勧めですね(ω)積分論に名著なし!森センセのお言葉です。でもいづれlaughting man が名著を書きますので買ってくださいね〜(野望)
↑補足;大学の教養部の図書館にあるので、内容についての質問はいつでもどなたでも構いませんよ〜。
但し、「解析概論」程度の予備知識は自分で付けていただかないとお話になりませんので御注意を(ω)
はじめまして。
「あったかーい話」が最初に出会った本です。
私、高1の時でした。
 当時、私、学校の雰囲気になじめず悩んでいたとき、それを読んで気持ちが楽になったのを覚えています。
 
ボンさん:
こちらこそ、初めまして。高校の頃ですか。森さんの何か力の抜けた感じって、納得させてくれるところがありますよね。

akikoさん:
いやこちらこそよろしくお願い致します。歌手になるための勉強を?素晴らしい!、ずれというものがなければ、世の中はずいぶん窮屈なものになってしまいますものね。その匙加減を意識しているというのは心のゆとりであるように思いますよ。

御二人とも、管理人がずぼらですから、遠慮なく書き込みをしてくださいね。
akikoさん:
はい、本人です。ありがとうございます。褒められることは大好きです! いやあ、高飛車な態度をすると、人生の諸先輩方から叱られるものですから。よろしくお願い致します。

我輩さん:
初めまして。そうですか、いい思い出ですね。森さんは甘いものがお好きなんですか?
いえいえ、のんびりするというのも森風でいいですよ。

それだと…手はチョークで、口の周りはアイスで白くなっていたのでは?
はじめまして。
僕は、確か「TVタックル」に森さんが出ていて、それを見て、「なんだこの独特なじいさんは」という感じで、しかも数学者ということで、僕も一応理系で、昔は数学が好きなことも影響してか知らないうちにドンドン森さんの本を買ったり、地元の図書館に何故か、十数冊もあったので、ほとんど読んでしまいましたね。
今でも頭に残る森語録「相反するベクトルをブレンドして味が生まれる」「実質が空洞化すると幻想が肥大化する」「ポストモダン」「セカンド・イズ・ベスト」「老後の安定より老後の自由」等々多数!!
こちらこそ。そうですよ、私も森さんの本がいつの間にか増えましたもの。今では、新聞の切抜きまで集めてしまいました!
これからも遠慮なく書き込みをしてくださいね。
さすが森先生、みなさん、興味深い出会い方をしていますね。
僕もエッセイを読んでました。
数学者(科学者)の書く風通しのよいエッセイが好きでした(藤原某は除く)。
「自由には、責任ではなく、危険がともなう」という言葉にハッとして、以来、赤信号は無視して渡ってます。
moonjune さん、akiko さん

私も信号無視派です、いけると思ったらガンガン行くタイプです。
はじめまして、rocoと申します。

モリキ先生との出会いは、高校1年生の夏の課題図書のひとつ、
「まちがったっていいじゃないか」でした。
それからというもの、しばらくモリキ先生のエッセイの本を
買いあさって読んでいたのを憶えています。
(そしてある時、モリキ先生の本がベストセラーにならない
理由にも気づいてしまいました。。。先生の言葉は、
前提として、ある程度、読む人を選ぶのです)

あのころの乱読が、現在の自分にとって、
何かの糧になっているのではないかなぁ、と思ったりする今日この頃です。
初めまして。

森先生との出会い、、、、、

もう約50年前の話になりますねぇ、、

一人っ子の娘さんと同級生なので、授業参観などの学校行事に顔を出された時によく拝見していました。

さすがに当時から他の保護者とは違い雰囲気というか風格が備わっていましたね。
子供心にそう感じました。

そしたら、いつの間にか有名な先生になってしまって、テレビなんかに出演された時は懐かしくて嬉しくなってしまいました。

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