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池波正太郎コミュの池波正太郎を歩く(静岡県)

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【池波正太郎を歩く・宇津谷峠(静岡市駿河区)】
「宇津谷峠」(静岡市駿河区宇津ノ谷)は、天正18年(1590)豊臣秀吉による小田原征伐の際、「蔦の細道」のみでは進軍に不足であったため、現在の旧東海道にあたる別ルートを整備し通過した。
この別ルートの方が蔦の細道に比べて峠越えが楽であったため、次第に旧東海道が利用されるようになり、蔦の細道は廃道と化していった。
江戸時代になり、宿場・参勤交代の制度とともに東海道は整備された。宇津ノ谷峠周辺にも、鞠子宿・岡部宿が置かれ、峠付近にも宿や商店が立ち並んだ。
『梅安乱れ雲』(東海道の雪)では、「駿河のな、宇津谷峠の手前の岡部に、万屋という旅籠がある。そこへ泊って・・・そうだな、二日ほど、のんびりとしていてくれ、すぐに追いつく」とある。

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【池波正太郎を歩く・おきせ金つば本舗(藤枝市藤枝)】
「おきせ金つば本舗」(藤枝市藤枝4-2)は、東海道五十三次の藤枝宿上伝馬に店舗があり、看板商品は昔も今も素朴な味わいの金つばです。
池波正太郎の小説に登場する藤枝梅安の世話焼き婆さん、「おせき」ならぬ「おきせ」さんは初代店主の名で、藤枝梅安の生誕の地として梅安にあやかり、梅安にちなんで「梅安草庵(いおり)」という最中を製造販売している。
【池波正太郎を歩く・藤枝神明神社(藤枝市藤枝)】
「藤枝神明神社」(藤枝市藤枝3-4)は、中古武蔵国芝へ伊勢神明宮を勧請の時、神霊をここに仮安置したという。
『梅安蟻地獄』(梅安初時雨)では、「ほれ、ごらんなさい、小杉さん。すぐ向こうに鳥居が見える、あれが新明宮の参道でね。鳥居の向こうどなりに大きな銀杏の木があるでしょう。あの下に、ほれ・・・小さな家が見える。あの家で、私は生まれたのですよ」とある。
社の脇の小さな鳥居は稲荷社のもので、その内側に「小説藤枝梅安の生誕地」と書かれた碑が立っている。人を殺める家業ですが、当地ではヒーローとして親しまれているようです。
【池波正太郎を歩く・勝草橋(藤枝市藤枝)】
瀬戸川に、「勝草(かつくさ)橋」という橋が架っている。瀬戸川の岸部は緑が豊かで、『仕事人・藤枝梅安』では、腹痛の田島一之助が今にも人足に担がれて川から上がってくるような、そんな気がする。

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