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高齢者情報コミュの「買い物は自分で」 スーパーが巡回バス

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3か月前のデータなのですが、ご紹介したい情報があります。
少し長いのですが、情報全文を記載させていただきます。


クルマ高齢社会:記者が行く 「買い物は自分で」 スーパーが巡回バス

◇免許返納した人も
「運転をやめても、買い物ぐらいは自分でしたい。スーパーが巡回バスを走らせるようなサービスがあればいいのに」。愛媛県松山市の吉村典子さん(64)から、こんなお便りが届きました。確かに、同じ物を買うにしても、店に行くのと宅配では「楽しみ」が全然違いますね。同じ思いの高齢の皆さんに代わって、スーパー巡回バスの現状を調べてみました。【磯崎由美、板垣博之】

まずは松山市の農村地域にある吉村さんのお宅を訪ねた。定年退職した夫と「畑のある家に住みたい」と引っ越してきたが、スーパーまで20分かかる。近隣には高齢者が多いが、ハンドルを握り続ける人がほとんどだ。

県公安委員長を務める吉村さんは「65歳で運転はやめる」と公言してきた。でもいざその時が迫ると、悩ましい。足腰が弱ったらどうしよう。宅配サービスをする業者はあるが「自分の目で選んで買いたいんです」。

 *

◇「赤字でも地域貢献」−−滋賀の社長
吉村さんのニーズに応えるスーパーが、滋賀県大津市にあった。

夕暮れ時、唱歌のメロディーを流しながら、ワゴン車がゆっくり走っていた。スーパー「マイスターシルク100」の無料巡回バスだ。庭先の主婦がドライバーの女性従業員に手を振る。走り始めて3年目。銀色の車体はすっかり町のおなじみになった。

京都市との県境にある一帯は70年代に宅地開発された。当時働き盛りだった住民は高齢化が進む。急な坂道が多く、買い物袋を提げて帰るのは一苦労だ。

店は以前から配達サービスをしていたが、客から「注文が届くまで家を空けられない」と言われ、太田豊彦社長(41)が思い立った。「お迎えに行けばいい」。調べると、有料バスの運行には国の許可が必要だが、顧客サービスの一環で無料走行するなら不要だ。10人乗りワゴンを購入し、三つのルートを午前と午後に計20回巡回する。ポイントカードの会員なら、ルート上で乗り降りできるようにした。

利用者は1日約100人。運転をやめた人も少なくない。かつて原付きバイクで来ていた79歳の女性は数年前、2度の事故を起こし救急車で運ばれた。「視野が狭くなってね。免許を持っていると乗りたくなるので、返納しました。でも、バスのおかげで週5日も買い物に来られます」。野菜が詰まった袋を抱え、家の近くでバスを降りた。

人件費、車の維持費、ガソリン代。月30万円近い経費がかかるが「『バスで買い物に行くのが毎日の楽しみ』と言っていただくのを聞くと、赤字でもやめられない。地域貢献も社業の一つとの信念で、今後も続けます」と太田社長。

足の悪い女性がバスを降りてドライバーに手を合わせた。

「このおまんじゅうおいしいのよ」。車内で友達になったお年寄りたちが、今日も話の花を咲かせていた。

 *

大津でのサービスを吉村さんに伝えた。「うちの地域にもぜひほしい。行政の支援があれば、もっと広がるんじゃないでしょうか」。吉村さんが65歳になるまで、あと5カ月だ。

◇「通院」上回り、運転目的のトップ
無料巡回バスを運行するスーパーは極めて少ない。大手では「イオン」が千葉県の一部店舗で、バス会社の協力を得て貸し切り運行をしているが、中小になると店の負担は大きい。「運賃を払ってでも乗りたい」という客もいるが、無許可車両で運賃を取れば白タク行為で摘発される。

だが、ニーズは大きい。70歳以上のドライバーの家族を対象にした警察庁調査によると、家族に「危険だがやむを得ない」と思われている高齢者の運転目的のトップは「買い物」(28%)で、「通院」(20%)を上回る。自分で運転せず生活用品を買いに行けるなら、免許を返納できる人は少なくない。

高齢運転による事故を減らすためには、マイカーなしで暮らせる地域づくりが欠かせない。全国スーパーマーケット協会の澤藤正義専務理事は「巡回バスを事業として継続するのは難しい。でも高齢化がさらに進むことを考えれば、そうしたサービスが必要な時期に来ているのだろう」と話している。(15日から「クルマ高齢社会」第2部「認知症と運転」を始めます)

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◇車社会の高齢化に関するご意見や体験などをお寄せください。郵便は〒100−8051(住所不要)毎日新聞くらしナビ「車」係。メールは表題を「車」としてページ上段のアドレスへ。

毎日新聞
2007/5/11
MSN毎日 暮らし  暮らしの話題
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/wadai/archive/news/2007/05/11/20070511ddm013100172000c.html

コメント(5)

「個配」が伸びてきているようで、
「店舗」で買い物っていうのが、高齢者と限らず多忙化する現代の一つの「流れ」になってきているような気もします。。。

個人的な感覚ですが、「買い物」はやっぱお店に出向いて、買いたいものなど商品を自分の目で見て、で買うっていうのがホンモノの買い物だと思いますね。。。

いろいろな人が買い物にくるっていうのが、いわゆる「スーパー」のいいところでもあるので、なんとか実現してみて欲しいとは思いますが、採算考えると・・・ですね。。。

バスの巡回範囲など課題は多いと思いますが、
それで確実に来店者が増えるなら、いい循環が生まれると思います!!!


あまり知識のないスーパーサイドのコメントで、失礼しましたm(__)m
僕の暮らしている地域から量販店までは、片道約1kmです。
地形としては、暮らしている所が小高い丘になっています。
量販店は丘の下。
つまり、歩いて買い物に行ったとすると、行きは良いですが帰りは荷物があってしんどいです。

そして、高齢化率が21%を超えていて、これから先にこの地域がどうなるか心配です。

僕は、認知症を予防する事を目的として
1 人間関係を築く
2 喋る
3 運動する
4 計算をする
5 簡単な責任をもつ
という5つの要素を実践するために、『友達と連れ立って喋りながら楽しく歩いて日々の買い物をする』事を地域で呼びかけて行きたいと思っています。

この夏に、息子と僕の奥さんと3人で福祉マップを作りました。
その福祉マップには、量販店までの幹線道路に
1 公園はあるか
2 公園に椅子・電話・日よけ雨よけ・トイレはあるかどうか
3 公園以外にベンチはあるか
4 学校・公民館・コミュニティセンター等の公の施設はあるかどうか
5 車椅子対応はできるかどうか
を調べて、写真その他の情報を地図に記入しました。

これを社会福祉協議会に提出し、ベンチの設置や厚生労働省の『認知症キャラバン』への参加を含めて呼びかけをしていきたいと思います。 


SilverTreeさん
地道な活動の敬意を表します。
認知症を予防する5項目参考になりました。
特に簡単な責任を持つが大切ですね。

このサービスいいですよね!
田舎なので尚更です。バスが乗客が減ったと廃止。
スーパーなんて近所にはありません。
介護保険が厳しくなり、買い物に対する声は良く利用者さんから聞いていました。
予防の方でどうにかサポートして、全国に広がるといいですよね!
ふたみさん
「簡単な責任を持つ」事はいろんな意味で大切な事だと思います。
それはたとえば…
・一緒に買い物に行く友達との約束を守る事
   →行けない時には行けないと友達に連絡を取り心配をさせない
・買い物をする事で家計の一端を担う
   →食材を購入する時は家族の健康を配慮する
というような事があてはまると思います。

グループ(友達・地域・家族)の中で、どんな事でもよいので簡単な役割を持ち、その役割をみんなの協力のもとに全うしていく。そして、それを全うする事でみんなから『信頼』されるようになる。その『信頼』がその方の『生きがい』に変わっていくと思うのです。

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