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高齢者情報コミュの認知症を防ぐ「思い出す」脳トレ第一歩

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 ↑ パソコンで日記を打つ猿橋さん(世田谷区の自宅で) 東京都世田谷区と都老人総合研究所(都老研)が2002年から行っている認知症予防プログラム。


                「思い出す」脳トレ第一歩

 旅行、園芸、パソコン、料理をテーマにした6〜10人程度の32グループがあり、同区の猿橋美恵子さん(73)は昨年1月、パソコングループに入った。

 パソコンはまったくの初心者。毎週1回の集まりの時に、指導者からイロハを教わった。最初は「何を説明されているのかさっぱり分からなかった」が、とりあえず毎日、自宅で短い日記をつけることにした。

 習った使い方を思い出しながら、間違えないようにキーを打つ。この作業には「記憶力」と「注意力」を強化する効果がある。

 グループの活動の柱はミニコミ誌作り。「文章を書くのは苦手」な猿橋さんも、俳句を必死で10句考え、最近は「孫の成長記録」と題した文章を書いた。構成を考えながら文章を組み立てる作業では、「計画力」が鍛えられる。

 こうした日々の活動を、週1回の集まりで仲間たちと報告し合い、今後の活動の打ち合わせをすることで、さらに脳の機能が活性化するわけだ。

 最初は2、3行の日記に30分かかっていた猿橋さんだが、今では5〜10分ほどにまで上達。孫娘と電子メールのやりとりができるまでになった。

 「難しい技術はまだ使えないけど、できることが増えていくのはうれしい」

 グループを担当する専門家に勧められた「思い出そうとする練習」にも時々挑戦する。新聞のコラムや雑誌のエッセーを朝読み、後で思い出しながらノートに概要を書くのだ。スーパーで買った食品を、レシートを見ずに思い出し、家計簿をつけることもある。

 都老研主任研究員の矢冨直美さんによると、昔覚えた歌やことわざなどよりも、時間と場所を伴う体験の記憶を思い出す方が、認知症予防の効果があるという。猿橋さんは「時間がたつと忘れていて」と苦笑いするが、心配はいらない。

 矢冨さんは「5〜6割できるレベルから始め、徐々に鍛えていけばいい。思い出せないような難しい練習は、かえって効果が少ないのです」と助言する。

 朝読んだ文章を夜思い出せなかったら、読んだ1時間後に思い出してみる。思い出せる内容が増えてきたら、次回は2、3時間後に挑戦してみたり、読む文章の量を増やしたりと、課題を徐々に難しくしていくのがコツだ。

 ちなみに猿橋さんは、思い出して書き出す練習ではパソコンを使っていない。「そこまではとてもとても……」。今後の課題のようだ。

脳を鍛える方法
「記憶力」

・家計簿をつける時にレシートを見ないで思い出す。

・2日遅れの日記をつける。

「注意力」

・料理をする時に一度に何品か同時に作る。

・人と話す時、相手の表情や気持ちに注意を向ける。

「計画力」

・旅行の計画を立てる。

・新しい料理を考える。

・囲碁や将棋、マージャンをする。

(2006年10月4日 読売新聞)

★ 超寿宣言 認知症を防ぐ「思い出す」脳トレ第一歩
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20061004ik03.htm

コメント(1)

 「思い出す」脳トレには、新しい歌を覚えて歌ったり、新しい詩や俳句などを暗唱したり、なぞなぞやクイズなどを覚えて、人に尋ねたりするのもとても効果があります。

 昔覚えた歌は心の癒しにはなるが、ほとんど努力なしで簡単に思い出すことが出来るので、あまり記憶力(正確には想起力)の訓練にはならないのです。完全に覚えてしまったことわざよりも新しいことわざを覚えて暗唱する方が訓練になるのです。

 中学生や高校生達には、英語の基本文を毎日暗唱させて、英語の勉強を兼ねた記憶力訓練もさせていますが、かなり効果があります。
 最初は短い文章でも、何度も読まないと完全には復誦出来無いのですが、数ヶ月も続けると一度読んだだけで復誦出来るようにまで、記憶力が強化されるものです。
 これは、高齢者でも同じです。ただ、長年続けていると脳の構造にも変化が生じてくるので、出来るだけ若いうちから記憶力訓練は始めていた方がよいものです。

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