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こんな映画見ましたコミュの旧作3本

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「十二人の怒れる男」☆☆☆☆
「アメリカの夜」☆☆☆☆
「しとやかな獣(けだもの)」☆☆☆☆

を見ました。所属している映画サークルの定例会で何か映画を見ようということになり、僕はこの3本をレンタルして行きました。

結局定例会では「十二人の怒れる男」を見ました。
この映画サークルには三谷幸喜を好きな人が結構いるんですが、その日集まった6名の中には「十二人の怒れる男」を見たことがある人は一人もいませんでした。見終わった後、特に誰もなにも感想を言わなかったので、みんながどう思ったのかはわかりませんでしたが、あんまり感動しているようには感じられなかったです。僕は10年振りくらいに見て、かつてはアメリカでもこういう映画が作られていたんだなあとあらためて思い、最近日本に輸入されるハリウッド映画が、ボッカンボッカン爆発してるようなのばかりなので、アメリカ人の中にも知性がある人はいるんだな、少なくとも昔はいたんだなと、なんかちょっとホッとしました。3日くらいして、定例会に来れなかった人と一緒にもう一回見ましたが、やはりよかった。次はみんなで「12人の優しい日本人」を見たいと思っています。

そして「アメリカの夜」。僕は本当は映画サークルのみんなにはこっちを見てもらいたかったんですが、定例会の時間の関係で、こちらは家でサークルの人一人と二人だけで見ました。こちらも数年ぶりで、見るのは5回目くらい。何回見てもやはりいいですね。この映画の監督で、映画の中でも映画監督の役で出演しているフランソワ・トリュフォーの、映画に対する愛の深さは何回見ても感動します。この中で、トリュフォー扮する映画監督のもとに、資料として映画の文献が送ってくるシーンがあるのですが、この文献の一冊一冊がトリュフォーから尊敬する監督へのオマージュになっているんです。今回ストップモーションで一冊一冊メモったところ、でてくる監督はルイス・ブニュエル、カール・ドライヤー、エルンスト・ルビッチ、イングマール・ベルイマン、ゴダール、ヒッチコック、ロベルト・ロッセリーニ、ハワード・ホークス、ロベール・ブレッソンでした。その他に映画の冒頭では、リリアン・ギッシュとドロシー・ギッシュに捧ぐとありますし、少年時代の監督が映画館にオーソン・ウェルズの「市民ケーン」のスチールを盗みに行くシーンがありますし、ホテルの部屋のシーンでは、壁にジャン・コクトーのタペストリーがかけてあります。ただひとつだけ、やはりホテルの部屋のシーンで、ひげをはやした人の大きな写真が壁にかけてあるのですが、これが誰なのかわかりません。もし知っている人がいたら教えてください。

そして「しとやかな獣」。これは、ビデオが一週間レンタルだったので、次の週の定例会で見たいと思っていたのですが、結局その週は話が盛り上がって映画を見る時間はなく、返却日の夜中に一人で見ました。これも5回目くらいですが、いつ見ても、相変わらず傑作、そして怪作。監督は川島雄三、脚本は新藤兼人、伊藤雄之助と山岡久乃の夫婦のものすごさ、そしてなんといっても若尾文子の「しとやかな獣」ぶりがすごいですね。ちなみにタイトルはエロっぽいですが、内容はまったくエロではありません。




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