この楽器が欲しい・・・夢を見ていたのでしたが、何と手に入ったのです!中古で買ったのですが、何とも言えない気品に満ちた音。一般にはクラシック奏者が好む音色なのですが、エリック・ドルフィーにはこの気品が実に似合っていました。
また、アルバム・Out to Lunch!では、Gazzelloniで、4度音程の連続から成るスピード感とまばゆさを表現しています。ちなみにGazzelloniは、イタリアの現代曲フルート奏者、セヴェリーノ・ガッゼローニですが。
>すりむさん、
いやあ、貴重なコメントをありがとうございます!
フルートの話につい偏ってしまいましたが、ドルフィーのアルトは実に個性的でいいすね。まずあの音色、どうやって出しているのか未だ謎です。環境柄、アルトサックスの音はいつも聴いているのですが、ただ艶やかなだけでなく、4分音まで意識しているドルフィーサウンドは決して聞こえてきません。
Miss Ann なんて、現世の音楽でないような響きでないですからね アルバムOut to Lunch!でのオリジナル曲のアルトソロも特異です。