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中世・ルネサンスのイギリス音楽コミュのチェンバロ 名演集 「シフォーチュの別れ」

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知る人ぞ知る この名作CD!

   未聴の方は 是非いちど お試しください!

     因みに 同氏は 盲目の奏者です。

 以下の文章は 全て ネットの文章です。

「シフォーチの別れ / チェンバロによるアリア集?」 武久源造

     ?涙のパヴァーヌ           スヴェーリンク          ?ニューグラウンドホ短調         パーセル
     ?恋のなげき                 ラモー
     ?サラバンドイ短調              ラモー
     ?シフォーチの別れとメヌエットニ短調  パーセル
     ?シンフォニア第五番変ホ長調      J.S.バッハ
     ?グラウンドハ短調              パーセル
     ?アリアト長調             J.S.バッハ
     ?エアヘ長調                 パーセル
     ?二つのメヌエットイ短調           パーセル
     ?メヌエットとグラウンドニ短調        パーセル
     ?ロンドニ短調                パーセル
     ?グラウンドハ短調              パーセル
     ?組曲第八番ハ短調              ベーム
     ?アダージョ:コンチェルト第2楽章             
見てのとおり、15曲中の半分がパーセルの曲であり、パーセル好きの私にはお気に入りの一枚です。

36歳の若さで夭折したイギリス最大の作曲家ヘンリー・パーセルは、イタリアやフランスの音楽の大きな影響下にあった当時のイギリスで、多彩な才能を発揮して多くの作品を残しています。

わけても私が愛するのは、穏やかな叙情と郷愁を誘う旋律に溢れ、繊細で古風な雰囲気のうちにも、どこか毅然とした矜持がひっそりと息づいているような”イギリス的”な曲調を持った小品たちです。

時に洒脱なユーモアやウィットに富んだこれらの曲の多くは、彼自身の編集による「音楽の侍女(はしため)」に収められています。

アマチュアの演奏家や、当時の音楽ファンのために編集されたこの曲集は、パーセルの”お気に入り”であり、彼自身の愉しみのためでもあったのではないかしら。

武久源造さんの演奏からは、通低する憂愁、密やかな胸騒ぎ、つつましくも優しい愛、乾いたユーモアといった、私がパーセルの音楽に聴くさまざまな色彩りが、川面(かわも)にたゆたう陽の光のように響いてきます。

淡々と拍を刻むグラウンドは、あるときは旋律にも増して、深い嘆きや慎ましい喜びをうたいます。

チェンバロの音色は清明に拡散していきながらも、沈潜する情緒を感じさせるように響いてきます。

低い音が、時にくぐもった弦楽器のピチカートのように、また滴り落ちる涙のように聴こえてくるクラヴィコードのしめやかな美しさが胸に迫ります。
       
   「恋するウグイス」・・・・・曲目が 未掲載でした。

こちらは、同じく武久さんの演奏「チェンバロによるアリア集 ?」。
いずれも AEORIAN(エオリアン)レコードのCD。
クープラン初めとするフランスの曲がメインの「恋するウグイス」というアルバムです。
フレミッシュ・タイプと後期フレンチ・タイプの二種類のチェンバロが、現代の平均律に近いバロッティ調律と、ラモーが提唱したミーントーンに基づく、より古い調律の二つによって演奏されています。

調律法については、
「その使い分けは必ずしも楽器のそれとは一致していない。
調性感を考慮し、全体がより色彩的に聴こえるように配慮した。」との武久さんの文章がライナー・ノーツにありました。

残念ながら、私には調律法をききわけるほどの耳はありませんが、確かにさまざまな光と色を感じる、これもまた素晴らしく美しい演奏です。

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