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是枝裕和コミュの国内よりも海外での評価が高いのはなぜ?

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是枝監督の作品の深さに、最近すっかりはまってしまった者です。

一つ疑問があるのですが
彼の作品はなぜ国内より海外での評価が高いのでしょうか。

どなたか分かる方がいましたら教えてくださいわーい(嬉しい顔)

コメント(10)

私が思うに海外(ヨーロッパ)のほうが映画を丁寧に観てくれているからではないでしょうか。今日の日本でヒットする映画は誰にでも分かりやすくて、意味を考えなくてもいいものが主流だと思います。観ていてすぐストーリーが分かって、アクションシーンや何カットもあるような、マンガみたいな映画を観ているとロングショットで最後まで観ないと、もしくは深く考えないとストーリーがみえてこないと実際退屈しちゃうのではないでしょうか。アメリカ映画もそう思います。そうすると配給も難しくなります。観る機会ないと観る力がつかなくなります。幻の光の冒頭シーンは何の説明もなくスタートするので、そういう意味では配給の難しい映画なのかもしれませ。ヨーロッパでは映画を芸術文化として小学校の授業の中で映画館に行って映画を観る教育が成り立っているので、観る力が教育されているので、必然的に幻の光の良さが分かるのだと思います。長くなりましたが、悪しからず。
サティさん、コメントありがとうございますわーい(嬉しい顔)
とても参考になりました!
私もサティさんと同じ意見ですかね。海外で評価が高い…というよりヨーロッパ的な感じがします。その点日本はセカチューや踊る大捜査線的な邦画かハリウッド映画が主流なので、是枝監督のような淡々とした表現は馴染みにくいのでしょうね。私の周りの「映画好き!」というと恋空とかナナとか見に行くような人が多かったりしますし…。名作「誰も知らない」を一緒に見に行った友人(ハリウッド映画育ち)に「退屈で暗い」と言われてかなりショックでした。もっと日本人は映画をちゃんと観て欲しいものだと常々思います。
そうですね。すごく日本人に対して問いかけている映画なのに日本で観てもらう機会があまりないのは残念です。僕が幻の光に出会ったのは高校生の時です。圧倒的な映像の美しさに魅了され、その後で「物語」というものを知るために何度か観て、今でも考えながら観ています。喪失と再生とでもいうのでしょうか…映画の中でセリフには無い言葉ですが、映画のテーマはそうではないかと思います。セリフで言ってしまうと結論がすぐ分かってしまいますが、言わないこと、写ってないことだからこそ長く年月が経っても観たくなる映画なのだと思っています。人間は不安があると、映画を観たり、本を読んだりして不安を固めたくなりますよね。そんな感じで今でも幻の光をたまに観ています。静かな映画なので辛抱強く観るのが大事ですね。
ましまんさん、サティさん ご意見ありがとうございました。
日本映画もいいものはあるのになかなか国内では注目されないですよね。
ヨーロッパで評価されて初めて日本で関心が持たれることが多い気がします。
幻の光をまだ見ていないのでさっそく見てみます。


私もみなさんのご意見に同感します。。ヨーロッパの人が好みそうですよね。
是枝さんの映画は情景や行間を感じたり、想像したり、、、そして映画を見終わったあとも余韻を残す、、、考える、、、そういったところがステキに思います。
題材も人間や社会の深いところをとらえたものが多いですし、、ドキュメンタリーのように思えるものもあったり、、、、
日本の多くの人はストーリーが分かりやすい恋愛や、派手なアクション映画を好むみたいなので、あまり心底まで映画から考えることをあえてしようとも思わないのかもしれませんね。。
海外のほうが日本より単純に著名な映画祭が多いから、といえるかもしれませんね。
日本で評価が低いのではなくて、評価すべき映画祭の数が日本より世界各国の方が多いと、総じて賞の数は日本以外のものが多くなるだけだとおもいます。

さらに日本のメディアは、海外で受けている情報の方がニュースとして扱いやすいですし、
日本で映画を配給する会社は、できるだけ多くの賞を取ったことを宣伝したいので、
どうしても海外の映画祭に盛んに出品したりして、映画祭の受賞数を稼ぐようになるのです。

これは商業映画として興行的に成功するための戦略ですね。

なので、やはり日本人による日本を舞台とした作品なので、日本人が一番理解できるはずですし、映画もそういった作りになっているはずですので、日本人の評価も高いとおもいますよ。

ただ当然ながら、世界の映画人口の方が圧倒的に多いですし、人類に共通する普遍的な内容であったり、日本という東洋の異国的な興味があったりしますので、海外の映画祭でも評価は高いのでしょうね。
みなさん貴重なご意見ありがとうございました!
樋口尚文の千夜千本 第197夜 『怪物』(是枝裕和監督)
https://news.yahoo.co.jp/byline/higuchinaofumi/20230527-00351294

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