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TRPGリプレイ・書庫。コミュのクトゥルフ神話TRPGリプレイ 『牛の首』

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※警告!

 こちらは【クトゥルフ神話TRPG】のシナリオ集【七つの怪談】に掲載されているシナリオ『牛の首』を使用しているリプレイになります。
 もしも貴方が今後このシナリオをプレイする機会があると思われる場合、直ちに退散される事をお奨め致します。

 また、これからこのシナリオを使ってキーパーを行うかもしれないので、参考にしようと思っている方。
 先に言っておきますと、かなりキーパーがやらかしてるリプレイになっているので、あまり参考にならない可能性があります。



 【導入】
 ある年の真夏。
 秋田県の山間部に羽田発千歳行の旅客機が墜落した。事故原因は航法装置か操縦機器の故障とみられ、機体は高速で山腹に激突四散した。生存者がいたとしてもごくわずかだろうといわれた。
 この事件はトップニュースとなり、万人の知るところとなる。犠牲者の中には人気タレントの鈴森十八もいて、多くのファンを驚かせた。
 機体残骸や遺体の回収、生存者捜索のために自衛隊が派遣され、それから1週間が過ぎた。結局、生存者は一人も見つからなかった。
 複数の機器の同時故障など、事故には不審な点があるとされたが、大衆が知りうる情報はそれだけである。事故のニュースはすぐ風化するだろう。しかし、一部の人々は知られざる情報を得ていた。
 探索者たちはそれぞれなんらかの「村を訪れなければならない理由」を持っている。村長の家で合流してから現地の探索が始まる――



 【今回の犠牲者……もとい、探索者たち】


蓮山 信一(はすやま・しんいち) 21歳 男 職業:事故被害者の家族
STR: 8 DEX: 8 INT:13 アイデア:65
CON:12 APP:12 POW: 8 幸運:40
SIZ:16 SAN:40 EDU:15 知識:75
耐久力:14 MP:8 ダメージ・ボーナス:+0
心理学:50%

◆飛行機事故で生死不明となっている従姉弟・北原 美紅の捜索の為に現地入り。
 技能値は、キャラクターシートをメモし損ねたので心理学のみ記載。
 POWが低いため、SANも低め。従姉弟の安否を確認するまで、正気でいられるだろうか?


忌宮 鈴(いみや・りん) 23歳 女 職業:民俗学者の助手
STR:11 DEX:14 INT:15 アイデア:75
CON:14 APP:13 POW:14 幸運:70
SIZ:15 SAN:70 EDU:17 知識:85
耐久力:15 MP:14 ダメージ・ボーナス:+1D4
心理学:25% 精神分析:60%

◆なんとも忌まわしげな苗字を持つ、民俗学に通ずるお嬢さん。
 気が強くて知りたがり。血生臭いこともワリと平気らしい。
 普段はそれ程でもないが、切羽詰ると形振り構わなくなったりもする。
 全体的に高めの能力値を持ってはいるが、はたしてどうなるか。 


七橋 茅人(ななはし・かやと) 26歳 男 職業:自衛隊下士官
STR:14 DEX:16 INT:15 アイデア:75
CON:13 APP: 9 POW:10 幸運:50
SIZ:12 SAN:45 EDU:18 知識:90
耐久力:13 MP:10 ダメージ・ボーナス:+1D4
運転:50% 応急手当:40% 鍵開け:21% 隠す:35% 隠れる:30%
機械修理:40% 聞き耳:45% 忍び歩き:30% 重機械操作:31%
水泳:40% 説得:35% ヘリの操縦:11% 跳躍:45% 追跡:30%
投擲:30% 登攀:50% ナビゲート:40% 法律:25% 英語:31%
ドイツ語:21% マーシャルアーツ:31% 拳銃:50%

◆生存者の捜索に当たっている自衛官。どうやら航空自衛隊に所属しているらしい。
 実直な好青年だが、怖い話や得体の知れないものがとにかく嫌いという、探索者にはまったく向いていないタイプ。でもそれがいい。
 それにしても、技能がたくさんあって凄い。


大沢 陽一(おおさわ・よういち) 19歳 男 職業:美大生
STR: 9 DEX: 9 INT:17 アイデア:85
CON: 8 APP:10 POW: 9 幸運:50
SIZ:15 SAN:45 EDU:14 知識:70
耐久力:12 MP:9 ダメージ・ボーナス:+0
言いくるめ:89% 回避:44% 絵画:89% コンピューター:89%
信用:99% 説得:99%

◆地元で事故が発生した美大生。今回、たまたま帰省していた。
 土地伝承のタブーを軽く知っており、隣村に可愛い幼馴染が居る。
 プロ並みの絵画の腕を持つが、本人はそうは思っていない。
 技能の取り方が潔すぎる。


大雪山 登(だいせつざん・のぼる) 25歳 男 職業:フリーカメラマン
STR:12 DEX:12 INT:17 アイデア:85
CON:12 APP:12 POW:10 幸運:50
SIZ:13 SAN:50 EDU:17 知識:85
耐久力:13 MP:10 ダメージ・ボーナス:+0
言いくるめ:85% 運転:50% コンピューター:91% 写真術:90%
信用:75% 図書館:75% 英語:71% 目星:75%

◆山岳写真で結構有名なフリーカメラマン。でも記事も書くジャーナリスト。
 開始2秒で思いついたという、インパクトありまくりな名前を持つ。
 この人もINTが高いおかげでアイデアも高く、いざ狂気に陥った時が楽しみで堪らない。

コメント(2)

◆探索者たちの知っている初期情報・1。


今回、探索者たちは事前に初期情報を得ている。
以下、各探索者ごとに分けて情報を記載する(一部、他探索者と重複しているものもある)。
ちなみに、●印が付いているものは特に重要な情報である。


■蓮山 信一の初期情報
●墜落事故の数分後、北原 美紅から電話が入る。「たす、けて……事故が……飛行機が墜ちたの。ここ、どこ……?」(電波途切れる)
・1時間後、メールが届く。「真っ暗だけど山の中みたい。どうして誰も助けに来ないの?」さらに5分後「動物かと思ったけど、人みたいだわ。よかった……」
・美紅救出の報は入らず、3日目。「電話、無理みたい。メールなら(以降文字化けで読めず)」
・4日目、またメールが入る。「暗いところに閉じ込められてる。このメールを見たら、誰でもいいから警察に連絡してよ! 早く助けて! 怖い!」
(アドレス帳の全員に片っ端にメールを送ったらしいが、受け取れたのは蓮山だけだった)
・5日目のメール。「連れ出された人たちは帰ってこない。残ったのはあたしのほか、男の人一人。どうしてこんな目に!?」(以降音信不通)
●死体の部位不足、現場での怪物の徘徊はネットでは噂になっている。
●事故後、ネットのあちこちで「牛の首の呪い」という噂が語られるようになった。この事故で死んだとされるタレントの鈴森十八が「牛の首」の噂の大元だ。


■忌宮 鈴の初期情報
●事故後、ネットのあちこちで「牛の首の呪い」という噂が語られるようになった。この事故で死んだとされるタレントの鈴森十八が「牛の首」の噂の大元だ。
・「牛の首」は一種の怪談だが、秋田県発祥の正体不明の伝承だと言う説もある。
●打国村は「牛の首」伝承に関係が深いと思われるが、これまで現地に調査に入った研究家で手がかりをつかんだ者はいない。村の者は何も知らないか、非常に口が堅いようだ。
・運ばれた遺体を見た老婆が十字を切って「ぜずさま……」と祈りを捧げているのを見る。御洲町は隠れキリシタンの集落で、昔は土着化キリスト教の信者がいた。
●死体の部位不足、現場での怪物の徘徊はネットでは噂になっている。
●マクガフィンとしての「牛の首」
 牛の首と言う題名の恐ろしい怪談があるが、あまりにも恐ろしすぎるため、誰も語らないという。
 内容を知っていたある教師が、修学旅行のバスの中で生徒たちに話して聞かせたところ、失神者が続出、バスの運転手も卒倒したため、大事故になった。
 実は「牛の首」という怪談の内容は存在しない。中身はわからないが死ぬほど怖い話を聞きたいという人々の好奇心が、「牛の首」を世間に広めたのだ。
 なお出版業界では、小松右京や筒井康隆などが「内容のない牛の首の話」を流布させたと言う説もある。
 ちなみにマクガフィンとは、説明されないために正体がわからないもののことである。


■七橋 茅人の初期情報
・旅客機のボイスレコーダーなどを調べた結果、現場周辺に強烈な磁気か電磁波を発生する力場があるようだ。
・事故現場はひどい有様だった。四肢や内臓を飛散させた犠牲者を見た者の多くは嘔吐した。
●遺族には死体が見つからないのは山間部だからと説明がされているが、過去の事例と比べ、死体の回収率が異常に低い。死体はどこに消えたのか?
●現場への捜索隊の派遣まで8時間以上かかった。その間に多くの死体が消えたように思える。
・運がよほど悪いとしても、生存者ゼロというのもどこか腑に落ちない。
・捜索中、深夜の墜落現場で徘徊する人間を見たという隊員がいる。
●徘徊者は牛の頭でひづめを持つ怪物だったと証言する消防団の若者がいる。
・調べてみると、多くの死体に野獣に食われたような損傷があった。それは人間の歯型のようにも見える。
●遺族の中には、事故直後、救助を求める連絡を携帯に受けた者も数名いる。近くの消防署にも乗客自身から電話が入った。しかし、その乗客の遺体は見つかっていない。
・現場付近は電波状況が極めて悪い場所で、携帯電話はほとんど通じない。軍用無線機ですら途切れ途切れになるほどだ。
●マスコミ関係者も、死体が不足している事や、怪物の徘徊情報に気付いている。しかし、まだ噂の域を出ていないので、正式な報道はされていない。
●死体の部位不足、現場での怪物の徘徊はネットでは噂になっている。
◆探索者たちの知っている初期情報・2。


■大沢 陽一の初期情報
・事故当夜、飛行機が墜落炎上する爆発音を聞いた。
●墜落した旅客機の一部が燃えて山野が焼かれ、異質な鉱物の塊が発見された。

●打国村のヤツらとは付き合うな、と昔から町の人々に言われていた。
●祖父などが「血のにおいをかぎつけた牛どもが出るぞ……」と話しているのを耳にするが、問いただしても決して教えてくれない。
・高校時代、郷土史研究で打国村取材をした結果、打国村は落ち武者の集落だと伝えられていた。打ち首→打国に訛ったとされる。
・運ばれた遺体を見た老婆が十字を切って「ぜずさま……」と祈りを捧げているのを見る。御洲町は隠れキリシタンの集落で、昔は土着化キリスト教の信者がいた。
・事故後、ネットのあちこちで「牛の首の呪い」という噂が語られるようになった。この事故で死んだとされるタレントの鈴森十八が「牛の首」の噂の大元だ。
・捜索中、深夜の墜落現場で徘徊する人間を見たという隊員がいる。
●死体の部位不足、現場での怪物の徘徊はネットでは噂になっている。


■大雪山 登の初期情報
●死体を食い散らかすけもののような人間のような生物がいると匿名の通報があった。
・事故現場はひどい有様だった。四肢や内臓を飛散させた犠牲者を見た者の多くは嘔吐した。
●遺族には死体が見つからないのは山間部だからと説明がされているが、過去の事例と比べ、死体の回収率が異常に低い。死体はどこに消えたのか?
●事故後、ネットのあちこちで「牛の首の呪い」という噂が語られるようになった。この事故で死んだとされるタレントの鈴森十八が「牛の首」の噂の大元だ。
・運がよほど悪いとしても、生存者ゼロというのもどこか腑に落ちない。
・捜索中、深夜の墜落現場で徘徊する人間を見たという隊員がいる。
●徘徊者は牛の頭でひづめを持つ怪物だったと証言する消防団の若者がいる。
●遺族の中には、事故直後、救助を求める連絡を携帯に受けた者も数名いる。近くの消防署にも乗客自身から電話が入った。しかし、その乗客の遺体は見つかっていない。
●マスコミ関係者も、死体が不足している事や、怪物の徘徊情報に気付いている。しかし、まだ噂の域を出ていないので、正式な報道はされていない。
●死体の部位不足、現場での怪物の徘徊はネットでは噂になっている。



以上の情報が、御洲町へ到着する前に入手しているものである。

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